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基礎からわかる! ダイビングスタート&スキルアップ術
第3回 フィンワーク

ダイビングスタート&スキルアップ術

一生懸命キックしているのになかなか進まない、ガイドに置いていかれてしまう、砂地でよく砂を巻き上げているといわれる……。
ダイビングスキルの中でも苦手意識を持っている方が意外に多い「フィンワーク」。どうすればいいのだろう?

ポイント自分に合ったフィン選びが重要

どんな器材もそうだが、特にフィンワークについてはジャストフィットが最重要項目。
靴と同じようにサイズが合っていないと靴ずれならぬ"フィンずれ"をしてしまうし、フットポケットがきついと"足痛"の原因となる。
できればフィンを購入するときはブーツを履いた状態で試着をし、きつすぎず、ゆるすぎない、ぴったりフィットのものを選ぶようにしよう。
また、形状にもよるが、ブレードの面積が広ければ広いほど、硬ければ硬いほど、脚力が必要となるので、ブレードの長さや幅、硬さなど、インストラクターや先輩ダイバーに相談して購入するといい。

第3回 フィンワーク

アップ&ダウンストローク

フィンワークの基本スタイルとして、講習で学ぶのがこれ。足を上下にゆっくりと動かすことがポイントだ。甲で水を押さえるような気持ちで足を振り下ろし、振り上げるときはつま先に少し力を入れて振り上げる。こうすることでフィンの推進力を最大限に生かせるようになる。水泳のバタ足とは違って、腿から下の、足全体をゆっくりと動かすのがコツ。できるだけ膝を曲げないほうがフィンに力が注がれるので効率的だ。
足を曲げないで泳ぐほうが、スタイルもよく見えるしね。

ポイント自転車漕ぎは進まない!

アップ&ダウンのフィンストロークで、膝を曲げてしまうと推進力が得られなくなってしまう。
さらに自転車漕ぎのような動きになってしまうとフィンの推進力をほとんど使えなくなるので、ご注意を!

あおり足

フィンワークの基本スキルとして、もう1つ覚えておきたいのが"あおり足"。
平泳ぎのような感じで、カエルのように泳ぐのがポイントだ。足を上下にするアップ&ダウンストロークだと、サンゴ礁や砂地のすぐ上を泳ぐときにフィンの先でサンゴを折ってしまったり、砂を巻き上げてしまう可能性が高いのだが、あおり足であれば、水底と平行にフィンが動くので、周囲の環境に影響を与える可能性はかなり低くなる。

ガイドさんたちが水中で移動するときにあおり足を常用しているのは、そのためだ。

砂を巻き上げない着底・離底方法

着底

「砂を巻き上げている多くの人が、自分が砂を巻き上げていることに気づいていません」
ガイドさんからよく聞く言葉だ。
「自分は大丈夫」と思っている方も、砂地を泳いでいるときは時々後ろを振り返って砂が巻き上がっていないかどうかを確認するようにしよう。

また、フィッシュウオッチングや水中撮影で砂地に着底するときも ドン!と膝やフィン先をついてしまって、砂をモーモーさせている人を見かけるが本人はそんなことに気づいてもいない場合も。

基本的に着底そのものが禁止になっているエリアも多くなっている昨今、着底の仕方を伝授するというのもどうかとは思うのだが・・・。
着底OKのエリア限定ならば、砂を巻き上げず、生物に影響を与えることなく着底をしたいもの。

ポイントとしては、

  1. 手をついて良さそうな所をあらかじめ探す。
  2. 手のひら全体をつけるのではなく、人差し指を水底につける。
  3. ゆっくりと状態を下げ、フィン先をそっと水底につける。
  4. その後、ゆっくりと膝を下ろし、着底。状態を安定させる。(フィン先と膝は状況によってどちらからつけてもよい)
  5. 生物をウオッチングまたは撮影!

といった順にすると、ほとんど砂を巻き上げずに着底ができる。

離底のときこそご注意を!

着底に問題のあるフォト派ダイバーをよく見かけるが、水中撮影をした後、もう仕事は終わったといわんばかりに泳ぎ始めてしまい、それまで撮影していた魚を引っ込ませたり、ウミウシを飛ばしてしまったりする不届き者をよく見かける。
後ろで次に撮影しようと待っている人にも大迷惑だ。

離底をするときこそ、砂を巻き上げず、またそれまで見ていた魚を蹴散らすことなく注意深く離れるようにすべき。

離底の順序は、着底とは反対の順番でするのがベストだ。
くれぐれも海底にもやさしくいこう!

エコなフィンワーク

ダイビング中、中層をできるだけ速く泳ぎたいときは、アップ&ダウンストローク、サンゴ礁や海底すれすれの場所を泳ぐときはあおり足と、場所によって、フィンワークを変えるのが一番。

近年注目されている、サイドマウントダイビングでは、環境に影響を与えないようにと、アップ&ダウンストロークは基本的にしない、あおり足というよりは、膝を折った状態でフィンを動かしながら泳ぐといったフィンワークが基本になっている。
この状態は理想的!ということで、通常のダイビングでもこうしたフィンワークを基本にしようという動きもあるようだ。

トレンドはともかくとして、ヒトは海の中にお邪魔する立場。
できるだけ環境を壊さない、影響を及ぼさないようにする泳ぎ方を身につけよう。

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