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大事な器材をお手入れしよう!オーバーホールのすすめ

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大事な器材をお手入れしよう!オーバーホールのすすめ

オーバーホールって何!?

オーバーホールとは

 オーバーホールとは、「機械製品を部品単位まで分解して清掃、再組立を行い、新品時に著しく近い性能状態に戻す作業のこと」をいいます。

語源は英語のoverhaulです。あまり耳にしない言葉ですが、ダイビングでは普通に使われる言葉なので覚えておきましょう!時計や車、バイク等の分解・点検・修理にもオーバーホールという言葉が用いられます。 専門的な知識と資格をもった技術者が、"オーバーホール"を行います。

オーバーホールとは

オーバーホールはなぜ必要なの?

 ダイビングは季節を問わず、楽しめるスポーツ。安全快適に楽しむために、器材のメンテナンスは欠かせません。もしダイビング中にBCインフレーターの給気ボタンが塩がみして戻らなくなったら、どうなるでしょう?ジャケットに空気が入りっ放しになり急浮上の原因となり非常に危険です。そのようなトラブルを未然に防ぐ役割を果たします。

また、器材は表面的に自分できれいに手入れしていても、内部の汚れや劣化を防ぐ事はできません。塩や錆が付着したまま放置していると、金属が腐食してメッキ剥がれを起こす原因となり、器材の寿命を縮めてしまいます。

オーバーホールはなぜ必要なの?

オーバーホールでマイ器材も長持ち!

ダイビングは季節を問わず、楽しめるスポーツ。安全・快適に楽しむために欠かせないのが、器材のメンテナンスだ。「ダイビングの度にしっかり洗浄して、ちゃんと保管しているから大丈夫」と思っている方は要注意。見た目はきれいで問題がないような器材でも、内部がさびていたり劣化していることもある。そこで欠かせないのがオーバーホール。専門家にパーツ洗浄をしてもらったり、劣化しているパーツを交換することで、器材をより長く安心して使うことができる。

オーバーホールに器材を出してから手元に戻ってくるまでの流れ

 実際に専門店で行なわれているオーバーホールの作業工程を見てみましょう!

器材の受付&点検

 器材は直接持込むか宅急便で専門店へ。フリーフローなどトラブルや気になる事がある場合は、申込みの時点で具体的に伝えておきましょう。消耗パーツの保証を受けることができるワランティー証明物(カードやブック等)がある場合は、必ず同封すること!

器材が届いたら、外観チェックの他、タンクにつないでエアー漏れの有無、ファーストステージの中圧値、セカンドステージの呼吸抵抗値などのチェックを行ないます。

器材の受付&点検

分解

 検査が終わったら、器材をそれぞれのパーツに分解していきます。メーカー指定の特殊工具や精度の高い工具を用いて、可能な限り細部まで分解します。

錆やメッキ剥がれがないか、各パーツの劣化状態を確認し、再利用可能なものと交換が必要なものを振り分けていきます。すべて手作業で行なわれ、一度の作業で扱うのは1セットのみ。丁寧にチェックします。

分解

洗浄

 分解したパーツはその後洗浄していきます。金属パーツは専用の洗浄液を満たした超音波洗浄機にかけられ、汚れが落とされます。

洗浄液は人体に影響を及ぼさず、環境にも優しいものが使用されているので安心。ゴムやプラスチックのパーツは、ブラシなどを使い手洗いで丁寧に汚れを落とします。

洗浄

洗浄するとこんなにピカピカに!

洗浄するとこんなにピカピカに!

乾燥

 洗浄したパーツ一つ一つを、高圧のエアーで水気を飛ばして、十分に乾燥させます。最低24時間程度、この状態で置いておきます。

一目見てどの箇所のパーツがどこにあるのかがわかるように、パーツを整頓した状態で箱の中に並べます。

乾燥

組み立て

 十分に乾燥させたら、元通りに組み立てていきます。

劣化の進んだパーツは新しいものに交換し、Oリングやネジ類はグリスを丁寧に塗りながら組み立てます。各種ネジ類の締め具合はそれぞれ適切な強さが決まっているので、トルクトレンチを使います。

組み立て

調整

 組立後は、ファーストステージをメーカー規定の中圧値に設定し、セカンドステージの呼吸抵抗値やフリーフロー圧などを調整します。

調整が済んだら、パーツを馴染ませる為に圧をかけた状態で器材を寝かせます。

調整

最終検査

 その後、水につけた状態で220~230barのエアーを通し、各所からのエアー漏れがないか最終確認をします。

確認が済んだら器材を乾燥させて、最後にホースの取付位置や各所のチェックを行い、次回オーバーホール時期のシールを貼付します。

最終検査

納品

 作業伝票が仕上がったら、オーバーホール完了の連絡が入ります。わからない事は遠慮せずに聞いて、理解した上で精算を行いましょう。

器材は店頭に引取りに行くか、宅急便にて受取りをします。

納品

専門店に聞きました! よくある問い合わせQ&A

特に壊れた部分はないんですが、オーバーホールに出すタイミングを教えてください。

年に1度、または1年経っていない場合でも 1年以内にダイビング本数が100本に達した時が目安です。 (一部機種を除く) その他、ダストキャップを閉めずに水洗いをしてしまったり、 水槽内でパージボタンを押して水没させてしまった場合は、 速やかに点検に出してください。
【アイバディ 園田さん】

どの位の頻度でオーバーホールすればいいのでしょうか?

通常は年1回もしくは100ダイブを目安にされると良いかと思います。通常のメンテナンスをしっかり行うだけで、器材の状態は格段に変わります。例えば、水洗いは大切ですが、長時間浴槽に沈めるなどの行為はお勧めしません。また、ダストキャップを閉め忘れて洗ってしまう方が多いのですが、ファーストステージ内に水が入ると劣化の原因となります。
【ダグムス 水越さん】

古い器材でもオーバーホールができますか?

部品があれば可能です。メーカーで部品が製造中止になっていても、消耗部品はOEMパーツで対応できる事が殆どです。 器材の状態が著しく悪く、高額な部品代がかかる場合は、器材の買替えと修理の御見積りを比較して、どうされるかを決められればいいかと思います。
【アイバディ 園田さん】

一押しオーバーホール専門店

アイバディ
知識・経験豊富な技術者による、1台1台丁寧にこだわりぬいた高品質な作業。 従来にはない2度の超音波洗浄で、器材を保護する酸化被膜をつくります。 作業内容や交換部品の明細、器材の状態を記した整備記録を発行。明朗会計。
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