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海のいきもの
第78回 ゴールデンな魚たち

ゴールデンウイーク突入! なので、金色な魚たちを集めてみました。新型コロナ何するものぞ、海はいつでも心の中に。構成・文/山本真紀(2021年4月制作)

沖縄や奄美の島々でもお馴染みさん

キンメモドキ

キンメモドキ
群れ全体がひとつの生き物のようで、見ていて飽きない。同じような環境で群れをつくるスカシテンジクダイとよく似ているが(特に幼魚の時期)、頭部から胸部にかけて金色が入ることで識別可能。大きさ3~5cm。撮影/沖縄・ケラマ

紅海とGBRのゴールデン

ゴールデンバタフライフィッシュ

ゴールデンバタフライフィッシュ
紅海とアデン湾だけで見られるチョウチョウウオ。名前もブルーのアイパッチもゴージャス! 大きさ15~20cm。撮影/紅海

ゴールデンストライプトバタフライフィッシュ

ゴールデンストライプトバタフライフィッシュ
グレートバリアリーフ近海の、インリーフなど内湾的環境で見られる。アイラインが黄色というのもオシャレ。大きさ10cm前後。撮影/GBR

黄金色に輝いております

コガネヤッコ
コガネスズメダイ
コガネキュウセン
コガネシマアジ(yg)

❶コガネヤッコ/ブルーが効いてる。よく似た種類にヘラルドコガネヤッコがいる。撮影/サイパン
❷コガネスズメダイ/ナノハナスズメダイヒマワリスズメダイなどソックリさん多し。撮影/紀伊半島
❸コガネキュウセン/画像はオス。メスや幼魚は背ビレに黒点が3つ入る。撮影/沖縄・西表島
❹コガネシマアジ(yg)/幼魚のときは名前通りの模様で、ジンベエザメやハタな大物に寄り添って泳ぐ習性がある。成魚になると普通にアジの姿となり、自由生活となる。撮影/西オーストラリア

昔の名前で出ています

「こがねはぜ」

「こがねはぜ」
画像は色違いのギンガハゼのペア。かつては違う種類と勘違いされ、黒っぽいタイプをギンガハゼ、黄色のタイプを「こがねはぜ」と呼んでいた。テッポウエビと共生することでも有名。漢字では「銀河櫨」、青白い点々を星に見立てて名付けられた。撮影/タイ・タオ島

ラストは縁起担ぎでコロナ退散!

金色ひらめ

金色ひらめ
ヒラメの黄化個体。魚類にはよくある現象で、発見されると「見れば幸運を招く」と話題に。最近ならきっと「コロナ退散!」ですね。ダイバーが目にしやすいのはマルクチヒメジやギチベラ、カマスベラ、ミナミイスズミ、ゴマハギ、ミゾレフグなど。撮影/伊豆海洋公園

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