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のんびり、キラキラが似合う海 ケラマ諸島 座間味島

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のんびり、キラキラが似合う海 ケラマ諸島 座間味島

ケラマ諸島にある座間味島は、真っ白な砂浜と透明度抜群の海が自慢。
あまりのきれいさにリピーターも続出! 座間味島ステイのダイビング旅行を楽しもう。

座間味島ってどんなところ?

 ケラマ諸島は、沖縄本島・那覇から西へ約40キロに点在する20あまりの島々。そのうち今回紹介する座間味島、阿嘉島(あかじま)、慶留間島(げるまじま)、渡嘉敷島(とかしきじま)の4島は人が住んでおり、ダイバーが泊まって楽しめる。
 ケラマ諸島の特徴は、なんといっても美しいサンゴ礁と真っ白な砂浜。ゆっくり、まったり、キラキラと言った言葉がよく似合う。その中でも座間味島は特にのどかで、大型リゾートホテルはなく、アットホームな民宿やペンションがたくさん。美しいビーチと海を一望できる展望台などがあり、自然そのものだ。

高月山展望台の第一展望台から見た景色。「阿護の浦」湾内のエメラルドグリーンが美しい

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美しい古座間味ビーチは、「ダイブ&トラベル大賞」のビーチ部門で常に上位に選ばれている

美しい古座間味ビーチは、「ダイブ&トラベル大賞」のビーチ部門で常に上位に選ばれている

ポイント27年ぶりの国立公園制定!

環境省は、座間味島を含むケラマ諸島を「慶良間諸島国立公園」として26年3月5日の「サンゴの日」に制定、約250種のサンゴとそこにすむ生物の多様性に加え、ザトウクジラの繁殖地であることが重視され、沿岸7kmの海域までを指定する予定と発表。通常は沿岸1kmがほとんどで、これだけ広範囲に渡るのは異例。27年ぶり、31番目の国立公園となった!

座間味島まではどうやって行くの?

 座間味島へは、那覇にある泊港から高速船、もしくはフェリーで向かう。泊港へは那覇空港からタクシーで約15分、1000円ほどで行ける。なお、フェリーと高速船では出港場所が異なるのでタクシーの運転手さんにどちらの船を利用するか伝えよう(伝える前に慣れているので聞かれると思うが)。
 タクシーのほかは、那覇空港から出ているモノレールで「美栄橋」、もしくはバスで「泊高橋バス停」下車でも行ける。だが、両方降りてから10分ほど歩く。荷物も結構あるのでタクシーが便利だろう。
 高速船は泊港の北岸から出港。ここでチケットの購入も可能。座間味島までは約50分で到着できる。
フェリーは泊港のターミナルビル「とまりん」に近い南岸から出港。座間味島までは隣の阿嘉島を経由し、約2時間で到着。

大型船のフェリーざまみ。波が高い日は揺れるので心配な方は酔い止めを

大型船のフェリーざまみ。波が高い日は揺れるので心配な方は酔い止めを

座間味島を潜るにはどうしたらいい?

 座間味島には、ダイビングサービスが30軒ほどある。それぞれ座間味、阿佐、阿真と3つの集落にあるが、集中しているのは港が近くメインとなる座間味集落。
 座間味島には、《座間味島ダイビング協会》という、安全対策や環境保護対策を皆で力を合わせて行なう団体がある。できればこの協会に加盟している店舗がおすすめだ。
 お店によって初心者専門だったり、フォト派歓迎だったりとカラーがあるので、自分がどんな潜り方をしたいのか考えてから予約をしよう。

ポイント11月はファン感謝月間!

座間味島を愛するダイバーに感謝の気持ちを込めて、11月の丸々1カ月間、島民がさまざまなイベントや特典を用意してくれるアツイ企画。宿やサービスでの「特別割引」、島内や水中にタグが隠されていて、見つけるとくじ引きができる「宝探し」、毎週土曜に開催される「島人芸能ショー」など盛りだくさん。今年で7回目を迎えるが年々着実に浸透しており、11月のゲストが増えているとか。ぜひあなたも参加しよう!

座間味島の海の見どころ

 座間味島には美しいサンゴがたくさん。夏場はチョウチョウウオやキンギョハナダイなどのトロピカルな魚、ハダカハオコゼなどのマクロ生物で彩られ、より一層鮮やかな水中を楽しめる。
 秋になっても気温は30度近くまで上がり、水温も26~28度と非常に温かい。11月初旬まではこの陽気が続くので、寒がりさんには朗報だ。また、さまざまな幼魚が増える季節。特にデバスズメダイはサンゴに集まり、出たり隠れたりする様子がかわいい。それに夏の日射しが残るので、地形スポットでは光のシャワーが幻想的。魚も多くにぎやかな日が続く。

サンゴの根にはキンメモドキやスカシテンジクダイが無数にいる。特に夏前は爆発的に多い(動画参照)

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流れのない、穏やかな場所でサンゴを見ながら漂うのはなんとも言えぬ幸せ

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人気の「新田浜(ニタハマ)」。天井から降り注ぐ光が美しい。水深も浅いので、初心者にはぴったり

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人気のカクレクマノミも、座間味島なら確実に会える

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サンゴの根に居つくものすごい数のキンメモドキ

立派なサンゴのそれに群れるハナダイやスズメダイたち

ポイントナイトダイビングも盛ん

まだまだ暖かい秋、座間味島ではナイトも盛ん。ナイトは穏やかなビーチが主流で、昼間とは見られる生物も景色も異なるのでおもしろい。実際にやった感想としては、「ナイトなのに明るい」。ライトを照らさなくても、月明かりで水中が明るいのが印象的だった。ぜひ参加してみて!

ビギナーにやさしい!

 座間味島からは隣の阿嘉島と、その間にあるいくつもの無人島の周りを潜る。スポット数は約50カ所! 港から近いので、船酔いの心配もない。しかも座間味島はほかと比べて比較的水深が浅く、穏やかで明るい水中が多いことから、ビギナーが潜りやすい海と言われている。
 ただし、いくらビギナーにやさしいといえど甘えは禁物。サンゴが非常に多いので、中性浮力は必須スキルだ。サービスによっては「中性浮力がとれない方はお断り」ということもある。一見厳しく聞こえるが、これも環境保護の意識の高さからきているのだろう。彼らと海のことをよく理解し、サンゴの上に乗ってしまった、フィンで蹴ってしまったなど絶対にしないように。ゲージも引っかけないようまとめておこう。
 そのほか流れの強いドリフトダイビングのスポットもある。フリー潜降ができるようにしておくとベスト。

島をいろいろ回ってみよう

 座間味島に行ったら、海だけでなく観光もおすすめ。レンタルバイクで半日もあれば島一周見られるので、どこか時間を空けてみては? もしくは、ダイビングが終わるのは遅くても夕方16時頃。夕日がきれいな展望台もあるので、アフターダイビングにいいかも。
 ちなみに島にはレンタカー、レンタバイク、レンタルサイクルがあるが、少人数でいろいろ見たいならレンタバイクがおすすめ。レンタカーだと結構狭い道があるし、レンタサイクルは坂が激しいので体力のない人にはキツいかもしれない。レンタバイクなら、風を感じながら山を越え、さっと駐車できるので便利だ。

座間味集落から山を越えたあたりに見えてきたひまわり畑。夏の風物詩だ

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女瀬の崎展望台(うなじのさきてんぼうだい)から見た夕日は圧巻

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島をバイクで一周していると、牛にも会えた

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有名なマリリンの像。夕日をバックにすると哀愁漂う

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『マリンダイビング』10月号
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