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渡嘉敷島ダイビング基本情報

渡嘉敷島ダイビング基本情報

那覇から高速船で約35分と近くて行きやすい渡嘉敷(とかしき)島。 透明度抜群の海に囲まれ、美しいビーチと山が紡ぐ、風光明媚なこの島はダイバーだけに限らず、みんなに人気!

渡嘉敷島ってこんなところ

那覇から近いので、夏休みなどは家族連れや海水浴客でもにぎわう、人気の離島。高速船で約35分なので、日帰りも可能です。
大小30余りの島々から成るケラマ諸島の中では一番大きい島(人口は約750人)で、島の中央部は200m級の山が連なり、そこからの眺めもすばらしく、島全体が国立公園になっているだけあって、自然が豊かです。
中心となるのは、島の西側にある阿波連(あはれん)ビーチ周辺。ここと、とかしくビーチがある渡嘉志久に宿泊施設やダイビングサービスが集まっています。どちらもすばらしいビーチが目の前に広がっています。

高台からの眺めは抜群。手前がとかしくビーチ。沖にはケラマ諸島の島々が浮かんでいます

高台からの眺めは抜群。手前がとかしくビーチ。沖にはケラマ諸島の島々が浮かんでいます

約800mの長さの阿波連ビーチは、渡嘉敷島を代表するビーチ。沖にいくつものダイビングスポットがあります

約800mの長さの阿波連ビーチは、渡嘉敷島を代表するビーチ。沖にいくつものダイビングスポットがあります

アクセス

那覇の泊港から船で行きます。空港から港まではタクシーで20分ほど。
高速船「マリンライナーとかしき」が1日2往復、夏場などのハイシーズンには1日3往復便があり(季節や曜日で異なりますので、事前に確認しましょう)、所要時間は約35分。
フェリー「フェリーとかしき」も運航しており、所要時間約70分で1日1往復しています。
空港はありませんがヘリポートがあり、那覇空港からヘリコプターで行くこともできます(チャーター利用)。
港から宿へは送迎してくれますが、島内探索をしたいときは、レンタバイクやレンタカーを借りるといいでしょう。半日ほどで回れます。港から阿波連ビーチまで車で約15分ほどです。

ダイビング基本情報

渡嘉敷島のダイビングスタイル

島の周囲に数多くのダイビングスポットが点在していますが、ダイビングサービスのある阿波連やとかしくビーチが島の西側に位置していることもあり、特に島の西側に集中しています。スポットは阿波連ビーチからボートで5~20分程度のところが多く、ほぼ100%ボートダイビング。スポットまで近いので昼は港に戻って1日2、3ダイブします。ケラマ諸島は国立公園に指定されているだけあって、透明度抜群の海はまさに楽園です。

渡嘉敷島でのダイビングはスポットまで近いので、船酔い知らずです。透明度抜群の海は明るく、初心者でも十分楽しめるスポットがたくさんあります

スポットまで近いので、船酔い知らず。透明度抜群の海は明るく、初心者でも十分楽しめるスポットがたくさんあります

海のシーズナリティ

複雑な海岸と島々に囲まれているため、1年中どこかで潜ることができます。
1~3月頃はザトウクジラが繁殖・子育てのために周囲の海にやってくるので、ホエールウオッチングも楽しめます。

ダイビングスポット情報

魚礁に舞うカラフルな魚たち

海人(うみんちゅ)

●流れ:ときにあり ●水深:20~25m

とかしくビーチの沖にあるスポットで、真っ白な砂地に魚礁ブロックがあり、そこにはヨスジフエダイやアカククリ、ハナダイなどキラキラと華やかな魚たちが集まり、初心者からベテランまで楽しめます。トウアカクマノミのコロニーもあり、産卵や卵を守る様子なども観察できます。

トウアカクマノミのコロニーがあり、間近で観察することができます

トウアカクマノミのコロニーがあり、間近で観察することができます

クレバスやアーチから光のシャワーが降り注ぐ

灯台下

●流れ:なし ●水深:20m

渡嘉敷を代表する地形スポットです。サンゴの根が入り組み、クレバスやアーチ、ホールなどの複雑な地形を造り出し、上から射し込む光のカーテンが感動的です。アカマツカサやハタンポ、亀裂にはウコンハネガイが見つかることも。冬場にはウミウシなども見られます。

潜る時間帯や季節によって、さまざまな表情を見せてくれます

潜る時間帯や季節によって、さまざまな表情を見せてくれます

のんびり癒されるキラキラスポット

ハナレビーチ前

●流れ:なし ●水深:3~8m

阿波連ビーチの目の前に浮かぶ無人島「ハナレ島」の周囲にはいくつのスポットがあります。明るい砂地にサンゴの根が点在する沖縄らしいスポットで、夏にかけてキンメモドキやスカシテンジクダイの群れが大きくなり、デバスズメダイやヨスジフエダイなども舞い、それはそれはきれいです。水深が浅いので、のんびりゆったり楽しめます。

ケラマブルーの海にかわいい魚たち。沖縄の離島ならでは水中風景が広がります

ケラマブルーの海にかわいい魚たち。沖縄の離島ならでは水中風景が広がります

砂地に横たわる漁船の沈船を楽しむ

レック‘92

●流れ:なし ●水深:20~25m

座礁した漁船を魚礁として沈めたスポットで、水深25m付近の船体が横たわっています。砂地にはガーデンイールもいますし、浅瀬のサンゴ礁にはアカククリやウミガメの姿も見られます。

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