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STOP! 潜水事故
CASE51 大量のエアを吐き体調不良に

STOP! 潜水事故

ダイビングに限らず事故はつきものではあるが、最初から最後まで何事もなく安全に楽しめてこそ、本当のレジャー。 ダイビングの場合、潜水事故というと死に至るケースも少なくない。 そして多くの人が「他人事」と思っているフシもあるけれど、ふとした気の緩みやちょっとしたケアレスミスで潜水事故が起こることも。 明日はわが身。 もう一度基本を振り返る意味でも、ぜひこの連載を参考にしていただきたい。

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CASE51 大量のエアを吐き体調不良に

今回の潜水事故の原因

  • バディ不遵守
  • 身体拘束
  • 監視不十分
  • 器具の不備・取り扱い不注意
  • 体調の不注意
  • 技量の未熟
  • 気象・海象の不注意
  • エア確認不注意
  • その他

8月のある日、10人以上のグループでファンダイブをしていた一行。
ある女性ダイバーの吐くエアが通常の量ではないぐらい多く、回数も多いことに気づいたガイドが注意深く見ていたところ、
その女性が突然大量のエアを吐いて、苦しそうにし出した。
ガイドがそばに行って付き添いながら浮上を開始。
途中でエアの吐き出しがなくなり、船上に引き揚げたものの意識不明に。
病院に搬送されたが意識不明の状態が続く。後に意識を取り戻し、退院した。

直接の原因過呼吸

対処法

今年も6月29日に『DIVINGスタート&スキルアップ』が発売される。
夏前にダイバーになりたい!という方や、ダイビングのスキルアップをしたい! 上手くなりたい!!という方にぜひ買って読んでいただきたい一冊なのだが、
ダイビングスキルで最も大切なのは呼吸。
陸上では鼻で呼吸をしているが、水中では鼻で呼吸するとマスクが曇ってしまうし、
呼吸源はタンクから供給されるわけだから、どうしたって口で呼吸しなければならない。
水中で呼吸するときは、体内に空気、つまり空気中にある酸素を効率的に取り込まなければならないのでゆっくり吸って、ゆっくり吐く、もしくは大きく吸って、大きく吐く動作が必要となる。
深呼吸をする必要はないのだが、陸上にいるときよりも意識してゆっくりと大きな呼吸が必要というわけだ。

おそらく事故者は大きく吸って大きく吐くことを意識してやっていたのだろうが、
スピードが速く、過呼吸気味になってしまっていたのではないだろうか。
もしくは大きく吸えていないのに、大きく吐いていたか。
過呼吸になると体内や脳に酸素が行き渡らなくなってしまうため、
さまざまな支障を来すことになる。

こうして事故者は意識不明に至ってしまったのではないかと推測される。

では、そうならないためにはどうしたらいいのか?

やっぱりゆっくりとした大きな呼吸である。
よく呼吸というと「吸う」ことを意識してしまって、しっかり吐かない人がいるといわれる。
これも過呼吸の原因になるので、気をつけたほうがいいことなのだが、
“呼吸を意識する”ときには、“しっかり吸ってしっかり吐く”という両方を意識するように
皆さんも今一度ご確認ください。

これから暑くなってきて、潜る機会も増えてくると思うが、
くれぐれも基本に忠実に、安全に、潜ってくださいね!

次回更新予定日 2017年7月26日

CASE 52 突然姿を消したダイバーが水中で倒れていた!

「STOP! 潜水事故」の読者の皆さま
事故に遭わない方法、事故に対面したときの対処法がズラリ!

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