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第10回上方水中映像祭りFINAL 大盛況のうちに閉幕

3月10日発売の『マリンダイビング』4月号の情報コーナーでも掲載しているのだが、
去る2月18日(土)、関西の水中フォト派の有志たちが10年間にわたって開催してきた
「上方水中映像祭り」が催され、華々しく幕を閉じた。

水中写真や動画の発表というと、
どうしても東京、関東が中心となってしまいがちで、
地方の方々は歯がゆい思いをしていると思うが、
そんな関西のフォト派ダイバーたちが、自分たちの手で“上方”で水中写真のイベントを!と
10年以上前に立ち上がったのがこの「上方水中映像祭り」。
2008年にスタートし、毎年2月第3週に行われるようになったのだが、
あっという間にそのおもしろさは全国的に広がり、
関東からも毎年参加するダイバーも少なくなかった。

参加は公募型で、“幹事団”と呼ばれるボランティアスタッフ陣が
毎回、たくさんの応募の中から上映する作品を選ぶスタイル。
そのハードルの高さも良かったのか、果敢に応募するフォト派ダイバーも多かったようだ。

第10回のプログラムは以下のとおり
1    「カラフルな国 コロンビア」  エリザ(一般公募)
2 「冒険はまだまだつづきます 2011年~2016年小笠原の旅」 今井寛治(一般公募)
3 「生き物知床紀行~カラフトマスの遡上物語~」 藤田良枝(一般公募)
4 「全国の大瀬崎をDISっている皆様全員纏めてかかって来なさい!」 はごろもマリンサービス(一般公募)
5 「水納島ファイナル」 古菅正道(一般公募)
6 「Planet of …」 長野 敦(一般公募
7 「輝きの海」 三陸ボランティアダイバーズ 佐藤寛(一般公募)

8 「あなたの水中写真を見せて♪」  (一般応募写真)
9  ○○の皆さんに聞きましたフォトコンテスト
10 「『生えもの』の魅力」 ハニー(一般公募
11 「象の墓場」 石田根吉(一般公募)
12 「シダリスト!~ウミシダいろは唄~」 まつくん(一般公募)
13 「山口県瀬戸内海」 LOVE&BLUE(協賛)
14 「日本の川を撮る」 中島賢友(一般公募)
15 「Memories」 備後 輝&ひろちゃん☆■(幹事団)
↑「杉」の右側
16 「10秒への挑戦」 ブルーライン田後(協賛

最後にサプライズで、今井田清一さん制作「謝辞」(これまで関わってきた方々の思い出の写真をコラボしたものが上映された。

さすが上方、作品紹介ではコントのような落ちのある寸劇も入り、
“笑いの文化”は作品にも表れていて、見る人を飽きさせない構成。
上映の9番目の「○○の皆さんに聞いたフォトコン」では、
毎回、いろいろな方面の方々100人以上に、事前に応募された写真を選んでもらうのだが、
今回は“大阪のおばちゃん”に聞いており、アンケート時の模様をオンエア。
ダイビングの“ダ”の字も知らない、一般のおばちゃんがどんな写真を選ぶのか、観客は興味津々。
見事1位になったのは、きんすけさんのゆるふわ写真。
意外にも大阪のおばちゃんたちも、最近の人気水中写真の傾向と同じだったことに
会場もざわざわとしつつも、温かい反応で納得していたのが印象的だった。
(きんすけさん、おめでとうございました。)

それにしてもこれが最後だと思うと、もったいなくて仕方ないのだが、
ボランティアで、これだけのエンタテイメントを維持するにはやはり大変なのだろう。
後を引き継ごうにもあまりにも上方水中映像祭りが人気過ぎて荷が重いという若手も多かったんだとか。

そんな幹事団の一人、冨弥 充さんに、簡単ではあるが、コメントをいただいた。
「10年前、100人も集まれば上出来じゃない?と始めた上方水中映像祭り。
蓋を開けてみれば、最初から予想を遥かに上回る大反響。
驚いたと同時にえらいことに手を出してしまったと少し焦りました。
それでも始めた以上は中途半端な形では終われない、
10年は頑張ろうと、目標を立てました。
元々、志はそんなに高くなかったものですから、まわりの期待に
応えられるようその都度対応していきました。

事を興したのは我々幹事団ですが、10年通してここまで
熱いイベントになったのは、幹事団が目指したからではなく
皆さんの熱意と協力に押し上げられて出来た賜物です。
なので、上方水中映像祭りは皆さんの力によって作り上げられた
イベントだと思っています。
10年間、本当にありがとうございました。」

上方水中映像祭り幹事団提供

上方水中映像祭り幹事団提供

 

冨弥さん、幹事団の皆さん、本当にお疲れ様でした。

なお、上映された作品は、個人でアップされているものもあるので、
ぜひ検索してご覧いただければ幸いです。

※なお、東京では今年で34回目となる「水中映像祭」が2017年4月15日(土)に開催される。
こちらもアマチュアカメラマングループによるもの。関西のイベントとは趣が異なるが、
スライドショーやムービーなど、作品のバラエティに富んでいるので、
水中写真に興味がある方はぜひ観覧しに行くといい。入場無料。

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