親は沈船に潜って、子どもはスノーケリング♪
熱海で夏休み!

もうすぐ夏休み! 観光地として人気急上昇中の熱海は、日本最大級の沈船スポットがあるダイビングエリアとしても注目度の高い名所。家族で旅したいダイバーに向けて《ダイビングサービス熱海》では夏季に、親が潜っている間、お子さまをスノーケリングで遊ばせてくれるメニューを開催。水温も海況もアップするこの時期、お子さまがいるダイバーもいないダイバーも、熱海を目指してはいかが?
※2026年6月現在の情報です
都心から1時間強で行ける海あそび天国 熱海

海あそびも楽しい熱海
写真/豊嶋康志(ダイビングサービス熱海)
熱海ってこんなところ
熱海は都心から車でも電車でも1時間ちょっとで行ける海辺の温泉リゾート。夏は海水浴客でにぎわいますが、一年中サーフィンやヨット、SUPなどマリンアクティビティを楽しむ海愛好家が集まっています。日本最大級の沈船が鎮座する「沈船」スポットがあるため、ダイバーも年間訪れています。
海岸線は、リゾートホテルが立ち並ぶ大きな湾とビーチがメインエリアですが、ちょっと離れると切り立った崖が海から立ち上がる、自然豊かな景観が広がっています。丘の上にもホテルや別荘が点在し、泊まって熱海を楽しむ観光客も多数。話題の飲食店も多く、いろいろな楽しみ方ができるのも魅力です。
ボートダイビングがメイン
熱海のダイビングスタイルは、ボートダイビングが主流。講習ではビーチから入る場合もありますが、数カ所あるダイビングスポットへはすべて港からボートでアクセスします。利用するのは漁船ですが、ダイバー向けにベンチが設置され移動はラクチン。エントリー&エグジットも楽にできるよう改良されています。うれしいのはスポットまでの近さ!「沈船」は港から5分ほど、11~5月の期間限定の「小曾我洞窟」でも10分程度なのです。ボートダイビングが初めてという初心者でもこれなら安心です。
「沈船」スポットの魅力
全長81mと日本最大級

潜降ロープは沈船の舳先に設置されています
写真/豊嶋康志(ダイビングサービス熱海)
熱海のダイビングといえば「沈船」といわれるほど、特別な存在の「沈船」スポット。水深30m以深に沈む、全長81m、全幅18mの船は、熱海の海で29年間ダイビングガイドをしている《ダイビングサービス熱海》の豊嶋康志(とよしま やすし)さんによると「これは『旭16号』という砂利運搬タンカー船で、ダイビングスポットとして利用するために現在の位置に移動させたといわれています」とのこと。さらに「透明度がいいときでも全体を見渡せないほど大きく、途中で断裂している部分もあり、水深も浅いところで18mですが、深い部分は30m以深まであり、1ダイブで探検するのは難しい」と豊嶋さん。何ダイブかに分けてじっくり潜るのもいいかもしれないですね。
「沈船」は海のオアシス

クロホシイシモチ、ネンブツダイなどがびっしり!
写真/豊嶋康志(ダイビングサービス熱海)

船の外側は手がつけられないほどソフトコーラルやカイメンなど繁茂
写真/豊嶋康志(ダイビングサービス熱海)
沈船に近づいてみると、ソフトコーラルやカイメンなどがびっしり! しかも船の内外にはイシモチの仲間(クロホシイシモチやネンブツダイが多い)がぐっちゃりいて、群れに隠れて守ってもらいながらも捕食している大型のハタの仲間クエもいます。華やかなアカオビハナダイが乱舞していたり、船尾のほうにはサクラダイが群れていたりすることも! 水温が高くなってくるこれからの時期は、子孫繁栄のため、オスが婚姻色になってたくさんのメスの間で泳ぎ回ってアピールをしているシーンにも会えるかもしれません。
群れムレの回遊魚に興奮!

頭上からシャワーのように降り注ぐイナダの群れ
写真/豊嶋康志(ダイビングサービス熱海)
また、夏にかけてタカベ、イサキの群れ、マアジの大群が沈船の周りを大回遊。それを狙ってもっと大きなカンパチやイナダ(ブリの若魚)などが群泳しているシーンもよく目撃されます。「これからの時期は魚影が濃くなっていくので、迫力も増して見ごたえありますよ」と豊嶋さん。これは期待しちゃいますね。
フォトジェニックな「沈船」

ライトを照らすと生物本来の色が浮かび上がり、華やかに
写真/豊嶋康志(ダイビングサービス熱海)
「沈船」は生きものたちにとっては海のオアシスですが、ダイバーにとってはパラダイス。どこを見ても魚や生きものにあふれているのです。夏頃から透明度もぐんぐん上がってくるといわれますが、透視度がいいときは海の青さもひときわ美しく、気分も上々。フォト派にはワイドもマクロも楽しめる季節到来となります。水中ライトやストロボを利用すれば、船体に付着しているソフトコーラルがことのほか鮮やかなことにも驚くはず。フォトジェニックな写真が撮れちゃいます。
探検気分も味わいたい!

船内をのぞくこともできます
写真/豊嶋康志(ダイビングサービス熱海)
世界に数ある沈船では船内探検ができるものもありますが、老朽化していて、ダイバーは中に入ることができないものも少なくありません。熱海の「沈船」も同様ですが。船体にあいた穴というか窓が大きなところもあって、中をのぞくことができます。ワクワクドキドキ、スリルを味わえるというわけです。中にはイシモチなどが集まっていて、光を照らすと巨大なクエが垣間見えることも。ほかにも何かが見つかるかもしれませんね。
意外性も楽しみたい

安全停止中に、大きなクラゲが登場!
写真/豊嶋康志(ダイビングサービス熱海)

季節来遊魚とはいえ、大きく育ったナンヨウツバメウオの若魚
写真/豊嶋康志(ダイビングサービス熱海)
「『沈船』では思いがけない生きものとの出会いも楽しいです」と豊嶋さんは言います。毎日潜っている豊嶋さんでも驚かされる生きものが現れたり、本来熱海の海にいるはずのない南の海の生きものが出現したりするのです。皆さんも何か見つけられるかも!?
「沈船」は経験24本以上、アドバンス以上のダイバーにオススメ

一番浅いところまでロープ潜降、または流れがない場合はフリー潜降となります
写真/豊嶋康志(ダイビングサービス熱海)
《ダイビングサービス熱海》では、沈船はトップが水深18mで、徐々に深くなっていくため、「沈船」を潜る条件をダイビング経験24本以上のダイバーと定めています。MDWebとしてはそれに加えてアドバンスダイバー以上の認定を持つ方にお勧めします。「沈船」が横たわる砂地は水深30m以深に達していますので、ダイビング中はダイブコンピュータでNDL(無減圧潜水時間)を常にチェックし、余裕を持って浮上するようにしましょう。
周辺は流れていることもありますので、「ロープを使って潜降してください」と指示があったら、潜降時も浮上時もロープから手を離さないように。自分は大丈夫とフリー潜降をして流されてしまう人もいます! なお、水深3~5m台での安全停止はロープにつかまりながら確実に行いましょう。
沈船の周りの生物多様性の「根」
一番人気のソーダイ根

今年もネコザメ登場!
写真/豊嶋康志(ダイビングサービス熱海)
熱海で「沈船」に次いで人気なのが、生物相の厚い「ソーダイ根」といわれています。
巨大なすり鉢状の海底に根が点在。ドロップオフ状になった場所もあり、地形に応じて魚や生きものが分布しています。サクラダイ、アカオビハナダイ、キンギョハナダイやスズメダイの仲間たちが乱舞し、海中は華やかです。昨年、小さなネコザメが潜んでいて話題になりましたが、それが成長して大きくなったのか、今年は大きなネコザメの姿も。またクマノミやミツボシクロスズメダイも見られるのですが、越冬しているものもいそうです。
フィッシュウオッチングが楽しい
ビタガ根

体長1mを超えるコブダイに会えるとテンションアップ
写真/豊嶋康志(ダイビングサービス熱海)
「沈船」スポットのすぐ隣にある根のスポットで、1ダイブで一気に潜ってしまうこともあります。複雑に入り組んだ根にはソフトコーラルやカイメンなどがびっしり付着、その上をネンブツダイやスズメダイたちが大乱舞しています。これからの季節はネンブツダイのオスが口に卵をくわえて“口内保育”しているシーンを見かけることも。時に流れますので注意しましょう。
それぞれのダイビングスポット情報については「熱海ダイビング基本情報」をご覧ください。
熱海で会いたい生きものたち
近年、世界中の海で、会える生きものが変化しているといわれます。熱海でも同様で、今まで見られなかったものが見つかったり、今までいたものが見られなくなっていたりします。
ここでは豊嶋さんオススメの生きものの一部をご紹介♪ ウミウシが今年は多いそうですが、紹介しているものがいつも見られるわけではないことをご了承ください。

スジハナダイ

アオサハギの幼魚

ムラサキウミコチョウ

ボブサンウミウシ
写真4点とも/豊嶋康志(ダイビングサービス熱海)
潜っている間、子どもにスノーケリングを

もちろん、ご家族で楽しむこともできます
写真/豊嶋康志(ダイビングサービス熱海)

初めての水中散歩にすっかり夢中
写真/豊嶋康志(ダイビングサービス熱海)
《ダイビングサービス熱海》では、夏の期間、お子さま連れのお客さま向けに大人がダイビングをしている間、子どもも遊べるスノーケリング教室を開催しています。半日でダイビングを終わらせて、午後一緒にスノーケリングを楽しむというプランもOKです。
スノーケリングスポットとなっているのは錦ヶ浦という景勝地。波がほとんどなくて水深も浅いのにとても透明度が高くてきれい。お魚もたくさん見られます。小学生以上で運動が可能な健康状態であればどなたでも参加できます。通常は一日2回開催ですが、お盆の時期は一日3回開催だから、いろいろ計画できますね♪
◎期間 2026年7月18日(土)~9月6日(日)
◎集合場所 熱海港《ダイビングサービス熱海》
◎対象 小学生以上で健康上水中運動が可能な方
◎時間 10:00~、13:00~の一日2回(所要時間約100分)
※8月7~17日のお盆時期のみ10:00~、12:00~14:00の一日3回
◎最少催行 各時間3名
◎料金 おひとり様4,950円(税込) ※現金のみ
※準備するものなど詳細は下記の《ダイビングサービス熱海》のホームページをご覧ください
スノーケリング教室のお申し込みは≫ダイビングサービス熱海
※ダイビングとともにご予約も可能です!
ダイビングと一緒に花火を見ていきませんか?

写真/後藤ゆかり
夏といえば花火! 熱海では全国的に有名な海上花火大会が開催されています。しかも年間を通して!!《ダイビングサービス熱海》では、7~12月の花火大会開催日にボートを出してくれます。すぐ間近に花火が見られる特別プラン、ぜひ日程を合わせて参加してみませんか?
夏のおもしろ熱海を満喫するなら
ダイビングサービス熱海

ベテランガイドの豊嶋さん
写真/後藤ゆかり
熱海の海を案内してくれるのは、ダイビングガイド歴36年以上、熱海でのガイド歴29年の大ベテラン、豊嶋康志さん。ほぼ毎日、熱海の海(特に「沈船」)を潜り、その日の海況や天候を見ながらベストなスポットを案内をしてくれます。地元の行事や熱海の海のクリーンアップ活動などに参加していて、自然に仕事に家族に愛情を注ぐ熱血漢。
漁港前のお店の屋外スペースにダイビング施設があって、テーブルが多くあるのでグループごとに利用でき、休憩時間もゆったり。器材の洗い場&干し場も広々。大勢のグループでの利用も可能です。お子さまがいる方はぜひ夏のスノーケリング教室にもご参加を♪
〒413-0022 静岡県熱海市和田浜南9-24
TEL:0557-82-7285
E-mail: diving@atami.biz
※問い合わせの際、「マリンダイビングWebを見た」というとスムーズです。
文/後藤ゆかり(マリンダイビングWeb)










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