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お手頃な価格で行ける南の島
奄美大島ダイバーがハマる理由10

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バニラエア就航! お手頃な価格で行ける南の島 奄美大島ダイバーがハマる理由10

2014年7月1日にANA系列のLCC、バニラエアが成田-奄美大島に就航。
関東圏のダイバーが行きやすくなった上、料金も片道8,000円からと超お手頃。 そんなニュースを聞きつけたクレバーな人たちで奄美大島は既に大にぎわいだ。 でも、近くなった、安くなったということにも増して驚かされるのが海のおもしろさ。
多くのダイバーがハマる魅力をクローズアップしてみよう。

奄美大島の基本情報

鹿児島から約380km。太平洋と東シナ海を分ける薩南諸島のほぼ真ん中に浮かぶ奄美大島は、 面積約712km²、南北に60km以上ある大きな島。
入り組んだ海岸線は多くの穏やかな湾をつくりだし、ダイビングスポットとしても理想的な環境だ。
ダイビングは空港に近い笠利エリア、その隣の龍郷エリア、奄美大島の中心地にある名瀬エリアを拠点にして、島の北部を潜るか、南部の古仁屋やその沖に浮かぶ加計呂麻島に拠点にして大島海峡周辺を潜るかになる。
北部の場合は、東シナ海側の内湾、外洋、そして太平洋の3エリアを天候・海況が許せば日ごとに攻略するのが一般的だ。
ダイビングサービスは笠利エリア、龍郷エリア、名瀬エリア、瀬戸内エリア、加計呂麻島に合計数十軒ある。

シーズナリティ

※気温、水温のデータは《DIVE RESORT 海風》提供

※見どころは《ネイティブシー奄美》提供

ダイバーがハマる理由10

理由1 心もスッキリ! アマミブルー

東にダイナミックな太平洋、西に黒潮がすぐ沖を通る東シナ海を抱く奄美大島。
“外洋”と呼ばれるスポットに行けば、平均30~50mの透明度の海に潜ることができる!
無重力の世界をたっぷりと楽しみたい。

龍郷エリア(北部)の内湾ですら青い! 内湾なので濁ることもあるのだが、これで外洋側に行ったらどんなに青いんだろ“外洋”と呼ばれるスポットに行けば、平均30~50mの透明度の海に潜ることができる!無重力の世界をたっぷりと楽しみたい。

龍郷エリア(北部)の内湾ですら青い! 内湾なので濁ることもあるのだが、これで外洋側に行ったらどんなに青いんだろ

加計呂麻島の西にある人気スポット「奄美ホール」の青さにもビックリ! カスミチョウチョウウオの群れが色鮮やか

加計呂麻島の西にある人気スポット「奄美ホール」の青さにもビックリ! カスミチョウチョウウオの群れが色鮮やか

理由2 ウミガメがいっぱい! ここは本物の竜宮城!?

龍宮伝説の残る「用崎」には“夢をかなえるカメ”の像もあるほど、奄美大島とウミガメの関係は深い。
ダイビング中でも会えないことのほうが珍しい(!?)とか。
なお、手広海岸では北風の吹く冬場にかなり高い確率で浅瀬にアオウミガメがすんでいて、スノーケリングでウミガメに会いに行くツアーも開催されている。

ダイビング中によく出会うのはアオウミガメ

ダイビング中によく出会うのはアオウミガメ。「オリジナルスポット『元カレとニューカレノビーチ』ではほぼ100%で会える。冬場は『手広海岸』も狙い目です」と≪ダイビングショップ ネバーランド≫の古田直基さん

理由3 サンゴがキレイ!

エルニーニョ現象やオニヒトデの大発生などで過去に幾度となく壊滅状態に陥られた奄美大島のサンゴ礁。でも生命力はかなり強く、元気なサンゴ礁があちこちで蘇生しつつある。空港に近い笠利エリアでも写真のとおり。
龍郷エリアには、日本でも屈指のコモンシコロサンゴの大群落がある(スポット名は「大仏サンゴ」)。
サンゴの種類も約220種と多く、その数は沖縄並みといわれる。

空港から車で約5分、《ホテル コーラルパームス》内に併設された《ダイブリゾート海風》のすぐそばの、オリジナルスポット「元カレとニューカレノビーチ」。浅瀬のサンゴがスゴイ!

空港から車で約5分、《ホテル コーラルパームス》内に併設された《ダイビングショップ ネバーランド》のすぐそばの、オリジナルスポット「元カレとニューカレノビーチ」。浅瀬のサンゴがスゴイ!

理由4 生き物の多さにびっくり! 生命の宝箱

ガイドさんの腕にもよるのだろうが(だとしたら、奄美大島のガイドのレベルは高い!)、奄美大島で潜っていると、次から次へと魚やエビ、カニ、ウミウシといった生き物が出てくる。
沖を黒潮が通っていて、水温が常に高く、緑が豊かで川もあり、起伏に富んだ海岸線のおかげなのだろう。
サンゴ礁、白砂、泥砂、ガレ場などさまざまな環境に合わせた、さまざまな生物が生息している。

「見た者を魅了してやまないスミレナガハナダイ。メスにアピールする時のオスはもっとも美しく、まぶしいくらいの華やかさを発揮する。プレイボーイなオスを是非」と諏訪誉さん

「見た者を魅了してやまないスミレナガハナダイ。メスにアピールする時のオスはもっとも美しく、まぶしいくらいの華やかさを発揮する。プレイボーイなオスを是非」と諏訪誉さん

理由5 フォト派に人気のハゼ類もいっぱい!

砂地のスポットも多い奄美大島。ヤシャハゼやヒレナガネジリンボウ、ヒレフリサンカクハゼ、ホタテツノハゼなどなど人気のハゼ類があちこちで狙える。
水深もさほど深くないので、フォト派はじっくりゆっくり写真が撮れるのも魅力だ。
また深場の貴公子、アケボノハゼが生息していることも。
浅瀬のハナヤサイサンゴの仲間の枝の隙間にはパンダダルマハゼなどダルマハゼ系もいっぱい!

水深10m台から見られるヤシャハゼ。同じ環境にはヒレナガネジリンボウもいるので、探してみよう

水深10m台から見られるヤシャハゼ。同じ環境にはヒレナガネジリンボウもいるので、探してみよう

こちらはアケボノハゼとハタタテハゼのハイブリッド 

こちらはアケボノハゼの幼魚 

理由6 エビ・カニ好きもビックリ! レアもの続々

ビードロカクレエビ、エボシカクレエビ、ヤクシマカクレエビ……など、おそらくこのマリンダイビングWeb史上に初めて登場するようなレアなエビをはじめ、普通(?)のエビ、カニ類もたくさん見られる。

水深20m付近の暗がりに隠れているバイオレットボクサーシュリンプ。メスのおなかには濃い紫色の卵がぎっしり。生まれる前からバイオレット

水深20m付近の暗がりに隠れているバイオレットボクサーシュリンプ。メスのおなかには濃い紫色の卵がぎっしり。生まれる前からバイオレット

理由7 サンセットやナイトダイブもおもしろい

ダイビングスポットまでが近いので、サンセットダイブやナイトダイブも盛ん。
特にニシキテグリの産卵を見るためのサンセットダイブは感動モノ。7~9月はほぼ毎晩見られるというからトライしてみよう。

日本で最もニシキテグリの産卵シーンが見やすいといわれる奄美大島。「ピアテグリ」では水深7~8mのユビエダハマサンゴが狙い目

日本で最もニシキテグリの産卵シーンが見やすいといわれる奄美大島。「ピアテグリ」では水深7~8mのユビエダハマサンゴが狙い目

理由8 神秘的な謎がいっぱい! 名物のミステリーサークル

真っ白な海底に、忽然と現れるミステリーサークル。
2年ほど前からNHKなどで紹介されているミステリーサークルは、奄美大島南部の海域で撮影されたもの。
なぜこんな形状のサークルができたのか? なぜこんなものができるのか?
まだ知らない方はぜひ実物を見て考えてみよう!
知っている方は・・・レア~な海中をとくと観察してほしい。

3~9月の期間限定で、大島海峡エリアの海底に生まれる“ミステリーサークル”。実際に自分の目で見に行くことも可能だ
3~9月の期間限定で、大島海峡エリアの海底に生まれる"ミステリーサークル"。実際に自分の目で見に行くことも可能だ
動画提供/エンドレスブルー奄美大島

理由9 ビーチもパノラマも最高!

『マリンダイビング』9月号の特集でも夕景の写真などを紹介しているのだが、 自然が豊かな奄美大島は、どこへ行ってもフォトジェニック。
入り組んだ海岸線にはビーチが点在。真っ白な砂浜もあれば、まん丸の小石が敷き詰められた不思議な海岸もある。
最終日はドライブで島をまるごと味わおう!

南部の老舗ダイブリゾート、《マリンステイション奄美》がすぐそばにあるヤドリ浜もこのとおり!無重力の世界をたっぷりと楽しみたい。

南部の老舗ダイブリゾート、《マリンステイション奄美》がすぐそばにあるヤドリ浜もこのとおり!

空港から北へ車で約10分のところにある土盛(ともり)海岸。取材したゴット姉さんことMD副編集長の後藤。ここを最後に会社に戻らなくてはならなかったのだが、帰りたくないと心底思った

空港から北へ車で約10分のところにある土盛(ともり)海岸。
取材したゴット姉さんことMD副編集長の後藤。ここを最後に会社に戻らなくてはならなかったのだが、帰りたくないと心底思った

理由10 食べ物が……おいしい!

奄美大島といえば「鶏飯」が有名。
でも、それだけじゃない。自然が豊かで海に囲まれた島だけに、海の幸も山(というか、畑?)の幸も豊富なのが魅力。歴史的には貧しい食文化だったと地元の人はいうけれど、都会人にとってはナチュラルで質のいい食材がありがたいばかり。
そういえば、加計呂麻島を潜っているときに、「島内にはほとんど出ない高級品なんだけど……」と、さとうきびの一番搾り(?)の黒糖をいただいた。その上品な香りと口の中ですーっと溶ける味わいが忘れられないゴット姉さんなのだった。

《ぷちりぞーと&ダイビングショップ ネイティブシー奄美》では、島でとれたオーガニック野菜やハーブ、近海産の魚介類などを採り入れた創作料理を提供。スープや前菜からメイン、デザートまでこだわり抜いた料理にすっかりハマったゴット姉さんたち

《プチリゾート&ダイビングショップ ネイティブシー奄美》では、島でとれたオーガニック野菜やハーブ、近海産の魚介類などを採り入れた創作料理を提供。スープや前菜からメイン、デザートまでこだわり抜いた料理にすっかりハマったゴット姉さんたち

瀬戸内町の古仁屋で取材班は《ダイバー民宿ふじ》にも滞在。漁師でもあるご主人だけに、魚介類が抜群においしい夕食が。「奄美大島は食文化がない」といわれるが、いやいや、ありますから!取材したゴット姉さんことMD副編集長の後藤。ここを最後に会社に戻らなくてはならなかったのだが、帰りたくないと心底思った

瀬戸内町の古仁屋で取材班は《ダイバー民宿ふじ》にも滞在。漁師でもあるご主人だけに、魚介類が抜群においしい夕食が。「奄美大島は食文化がない」といわれるが、いやいや、ありますから!

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