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11月26日WOWOWで『ドルフィン・マン』放映
トークショーレポート&監督インタビュー

10月中旬のトピックスでも紹介したが、
伝説のフリーダイバーで晩年はほとんど日本で過ごしていたほど親日家だった故・ジャック・マイヨールの、
知られざる波乱の生涯に迫ったドキュメンタリー映画『ドルフィン・マン』が11月26日(日)20:30からWOWOWで放映される。

10月には第30回東京国際映画祭の招待作品としても公開され、監督のレフトリス・ハリートス監督と、ジャック・マイヨールをテーマにして一大ブームとなった映画『グラン・ブルー』でジャック・マイヨール役を演じたジャン=マルク・バールさんが来日。
10月30日、公開を記念して行われたトークショーには、写真家でジャック・マイヨールの作品を多く撮影してきた高砂淳二さんと、日本で最も交流の深かった館山・坂田《シークロップ》の成田均さんも登場。
『ドルフィン・マン』の制作秘話や、同映画で描かれているジャック・マイヨールと『グラン・ブルー』で描かれている彼との違い、実際に会ったときの逸話など、おもしろい話のオンパレードだった。

トークショーの様子。右から通訳者、レフトリス・ハリートス監督、ジャン=マルク・バールさん、高砂淳二さん、成田均さん

トークショーの様子。右から通訳者、レフトリス・ハリートス監督、ジャン=マルク・バールさん、高砂淳二さん、成田均さん

ジャック・マイヨールと一緒に撮影していたときの様子を懐かしそうに楽しそうに語る、高砂淳二さん

ジャック・マイヨールと一緒に撮影していたときの様子を懐かしそうに楽しそうに語る、高砂淳二さん

『ドルフィン・マン』誕生秘話を語るハリートス監督(右)

『ドルフィン・マン』誕生秘話を語るハリートス監督(右)

ジャック・マイヨールの晩年、家族のように過ごしていたという成田均さん

ジャック・マイヨールの晩年、家族のように過ごしていたという成田均さん

『ドルフィン・マン』監督が語る 偉大なジャック・マイヨール

レフトリス・ハリートス監督

レフトリス・ハリートス監督

もともとはギリシャの伝統的なカイメン漁をしている海女のドキュメンタリーフィルムを創りたくて動き始めたというレフトリス・ハリートス監督。海女を調べていくうちに、ジャック・マイヨールが海女については詳しかったという話になり、ジャック・マイヨールを調べていくうちに彼に焦点を当てたほうがいいということになったんです。
私がこの『ドルフィン・マン』を作っていく上で、いろいろな発見がありました。世界各地にいるジャック・マイヨールのことをよく知る22人にインタビューをしたのですが、多くの人が実際のジャック・マイヨールは、ジャン=マルク・バールが演じたあのジャックとは実際は違うんだと言う。
初めてジャン=マルク・バールに会いに行ったとき、ジャンも、「僕が演じた役と本人は違うんだ」と。
これは『グラン・ブルー』では語られなかったビッグシークレットなのではないかと感じたんです。と同時に、『グラン・ブルー』を見て、ジャック・マイヨールも実は傷ついていたということを知りました。自分のイメージとは違うということで、映画が世界で公開されるにつれいろいろと悩むわけなんですけれど、とはいえ、弁解じゃないですけど、justice(正義)といいますか、本当のジャック・マイヨールというのはどういう人なのかということを、この映画の中で証明できたかなとも思います。
最終的にジャン=マルクに映画を見てもらったのですが、E-mailが来て、このドキュメンタリー映画を気に入ったと言われた。「初めてちゃんとジャック・マイヨールのことを語ってくれたから、この映画が好きだ」と言ってくれたのです。

日本でのジャック・マイヨールが 『ドルフィン・マン』を崇高なものにしてくれた

私は映画人ですので、大島監督とか小津監督、黒沢監督といった日本の映像を見て日本を知ったのですけれども、日本に来て巨匠の映画との違いにびっくりしたわけです。
『ドルフィン・マン』の製作段階で、日本がジャック・マイヨールにとって特別な場所だっていうことは、すでにわかっていた。でもなぜか、日本に関してはわからないことが多かった。
よかったのは、日本の方々のインタビュー、撮影を最後にしていたのです。その前にいろいろな国で撮影をして、いろいろな国のジャックが、フロリダにいるジャックとか、フランスにいるジャックとか、イタリアのエルバ島にいるジャックとか……。彼はその国その国で違う人になっていたかのようでした。
では、日本ではどうだったんだろう?
日本に行く前に心の準備はできていたはずなんですけど、日本は実際に来てみると全然違いました。成田さん、高砂さんの二人に会ったおかげで、この映画はずいぶん違うものになりました。亡くなる前の10年、彼はそれまでの彼と全然変わったと、成田さんはおっしゃっていましたけれど、日本だから、ジャック・マイヨールの最後のところを描けたんだなと思います。
それまで彼はいろいろな所を放浪して、人生を楽しみ、女性を口説いたり恋愛したりして、海を愛していた。でも最後には行きつく家があって、かわいがる犬がいて……と。そういう言葉を高砂さんや成田さんを通して語ってもらえた。また、そういうふうにジャック・マイヨールは変わっていたんですね。ですから、ジャックは結局自分の命を絶ったわけですが、日本で自分の命を絶つということと、西洋で自分の命を絶つということは、結構見方が違って。西洋ではむしろ恥ずかしいことととらえられがちですが、日本ではそれは尊厳のあることなんだという考え方もあったので、ただ単に自分の命を絶つということに関して、日本にいたからそう感じるところもあったのかなと。
私は高砂さん、成田さんの二人を含めてこの日本の、この映画の中でジャックの人生の中の日本を表現しようとしたつもりです。

監督は製作を通じて
ジャック・マイヨールのことをどう思ったか?

彼にはたくさんの面があって、最初、この映画を撮り始めたときは、すごい偉大な人だなと思ったけれど、途中で、子どもを捨てたりしているし、嫌いになったりもしました。嫌いな人の映画を撮り続けるわけにはいかないし、困ったなと(笑)。気持ちを切り替えなければならなかったのです。
偉大な人のドキュメンタリーを作るとき、子ども時代は貧しかったとか、恋愛遍歴が多かったとか、そういうダークサイドを入れたりするんですけど、ジャック・マイヨールの場合、ダークサイドも多くて(笑)。過去の恋人が一人も出てくれなかった。頼みに行ったんだけど、イヤだと断られてしまうし、出るならお金頂戴とか言われたりして、でも結局、そういう人がいなくても女性好きだったことはわかってもらえたと思う。
でも日本に来て、インタビューをして違う側面を知って、また好きになった。そのように好き、嫌い、好き、嫌いと感情はいろいろ変わったけれど、編集作業に入って、最終的に言えることは彼のパーソナリティは偉大。ビッグ。ほかの人と同じように、エゴがあったり、パーソナリティとしては問題があったけれども、彼が成し遂げたことは大きい。ひたすら大きい。

映画『グラン・ブルー』を見たことのある方は、ジャック・マイヨールは本当はどんな人だったんだろう?ってことを映画を通して知っていただければと思う。ジャン=マルク・バールさんはこの映画は正義だ、と言ってくれたけれど、皆さんはどう考えるか。
また、『グラン・ブルー』を見たことがない方や、若い方は……実はカナダで長い時間、過ごしたんだけど、実際に『グラン・ブルー』のことを知っている人がほとんどいなかったんだ。『ドルフィン・マン』の宣伝マンが気に入ってくれて、単純に、魅力あふれる人のドキュメンタリーでおもしろいと感じてくれた。
だから、ジャック・マイヨールの存在を知らなかった方は、彼を通じて、海と人との関わり方を映画から感じてもらえるとうれしいですね。

番組放映の詳細はこちら!
http://www.wowow.co.jp/detail/109974

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