第31回「マリンダイビングフェア2023」開催レポート

マリンダイビングフェア2023開催データ
開催日時	4月7日（金）　10:00～18:00 4月8日（土）　10:00～17:00 4月9日（日）　10:00～17:00
会場	東京・池袋サンシャインシティコンベンションセンター　文化会館2F（Dホール）
主催	マリンダイビングフェア実行委員会
共催・運営	株式会社マリンクリエイティブ
企画・運営協力	株式会社フジヤ
後援	一般社団法人日本旅行業協会（JATA）
協力	一般社団法人日本スクーバダイビング協会、一般財団法人日本海洋レジャー安全・振興協会、レジャーダイビング認定カード普及協議会
オフィシャルメディア	マリンダイビングWeb

第31回「マリンダイビングフェア2023」は4月7日（金）～9日（日）の３日間、東京の池袋サンシャインシティ文化会館2階（Dホール）で開催されました。開催期間の3日間は晴天に恵まれ、日本国内はもちろんのこと、海外からも出展者や一般来場者など、大変多くの方々にお越しいただき熱気あふれるフェアとなりました。その様子をレポートします！

会場が広くなって2023年も大盛況
皆さま、ご来場ありがとうございました！

マリンダイビングフェア2023の受付。開場時間は特にたくさんの方に並んでいただきました

マリンダイビングフェア2023の会場入り口看板

大学のダイビングサークルの方々など若いダイバーも多くご来場いただきました

受付前も開場前から大にぎわい！

スペシャルナビゲーター、自然写真家高砂淳二さん

マリンダイビングフェア2023のスペシャルナビゲーター、高砂淳二さん
©Junji Takasago

会場が広くなり、池袋サンシャインシティ文化会館２階Dホールで行われたマリンダイビングフェア2023。昨年に引き続き、今年も自然写真家・高砂淳二さんにスペシャルナビゲーターとしてご協力いただき、ステージのオープニングプログラムでフェアの見どころを語っていただいたほか、初日と２日目にはトークショーを開催。撮影に対する高砂さんの心構えやテクニックから、自然に畏れを抱きつつ持続的に守っていくための提案などまで少ない時間ながらたっぷりと語っていただきました。立ち見も出るほどたくさん集まった来場者も満足されたのではないでしょうか。

水中写真・映像特設ゾーン

第１回日本水中写真コンテスト受賞者発表！

会場内ではグランプリが決まるまでは全入賞作品が同じサイズで発表されていました

２日目の授賞式が終わり、グランプリ作品が大きく展示されました

水中写真を愛する方々が中心となってスタートした日本水中写真コンテスト。名誉顧問に水中写真家の中村征夫さん、審査委員長に自然写真家の高砂淳二さんをはじめ、人気水中写真家の方々が審査員を務め、応募総数2512点、応募人数461人の方々から全25点の入賞作品が選ばれました。会場では入賞作品が展示され、2日目に授賞式も。３日目には見事グランプリを獲得した吾川真之さんの作品が大きく飾られるなど工夫を凝らした展示も話題を呼んでいました。

併せてご覧ください≫第１回日本水中写真コンテスト・レポート

新ブランドも登場！　水中カメラゾーン

新しい水中ストロボ（今夏発売されました）の情報を届けてくれたイノンのブース

今回は老舗の水中撮影機器メーカー、イノンのほか、日本に初上陸したMarelux（マレラックス）のブース、新社名となって初めての出展となったSILKYPIXでお馴染みのアドワーが新しい情報を展開していました。

PADIビレッジに国内外のダイビングショップが大集合！

ダイビングを始めるための情報や国内外のファンダイブ情報がいっぱい！

世界最大級のダイビング教育機関PADIでは加盟店が多数参加する「PADIビレッジ」を展開し大集合

世界で最も多くのダイバーを誕生させているダイビング教育機関、PADI（パディ）。マリンダイビングフェアには北海道から沖縄まで、また海外のダイビングショップなどたくさんの加盟店が出展しました。ダイビングを始めたい方のためのスクール情報や、海辺でダイビングサービスを展開するお店の最新情報など盛りだくさん。実際にお世話になったインストラクターやガイドさんもいて、来場者が詰めかけていました。PADIビレッジではほかにもサンゴ礁の保全をはじめとする環境保全活動の展示や、ダイビングに便利なグッズ販売。様々な面からダイビングの楽しさや自然の大切さをPRしていました。

ダイビングスクールゾーンには初心者からテクニカルダイバーまでが注目！

世界で最も古いといわれる教育機関NAUIには多くの加盟店が

スキルが身につく指導で知られる教育機関SNSIも参加

SDI、TDI、ERDIなどいくつかの教育団体がまとまって出展

世界にはたくさんのダイビング教育機関があります。今回はNAUIとSNSI、そしてテクニカルダイビングの教育機関として世界的に有名なTDIなども参加。独自で出展するダイビングスクールもあって、ダイビングを始めたい方に講習の内容などをていねいに説明していました。

ダイバーに不可欠！　ダイビングギアメーカーゾーン

ダイブコンピュータをはじめダイビング器材やオーバーホール会社など幅広い出展が

GULLのブースでは各マスクのカラーバリエーションを展示するなど目を楽しませてくれました

TUSAのブースでは新商品のマスクやフィン、BCなどを主に展示

ダイビングに不可欠な器材もいくつかの人気ブランドのギアメーカーが出展され、いろいろな器材の展示がありました。スマートウオッチタイプのダイブコンピュータで知られるGARMINをはじめ、器材の内容もさまざま。今年の新商品や定番人気商品など、手に取って見ることもでき、お客様も大喜び！

広範囲な商品が並んだマリングッズゾーン

マーメイドブランドや役立つグッズなど目からウロコの商品がズラリ！

マリンダイビングフェア初回から出展しているコーナーも！

mic21はダイビング器材やグッズをリーズナブルに提供

マリングッズゾーンではダイビング器材の販売をはじめ、ダイビング時に便利なアクセサリー、コスメや海グッズなどが展示・販売されました。健康促進にぴったりな商品にはダイビングショップもくぎ付け。お得なダイビンググッズが買えるブースには連日たくさんの来場者が！

セイシェルやタヒチからも出展！　海外ゾーン

海外ゾーンの中央にはフィリピンのブースが！　皆さん元気にPR活動していました

パラオ政府観光局には現地のダイビングサービスやホテルなどからもスタッフが駆けつけてくれました！

昨年9月に日本の水際対策が大きく緩和され、海外へ行き来するのがラクになったこともあって、マリンダイビングフェア2023には昨年より多くの海外観光局やダイビングショップなどから出展がありました。現地のダイビングガイドさんも大勢来日され、旧交を深める場面も！

日本の海って素晴らしい！　国内ゾーン

国内最多のダイビングエリアを持つ市、伊東市も初出展！

過去最多のエリアが終結！

日本のダイビングシーンを代表する人気国内エリア、国内ゾーンには小笠原諸島、奄美群島、屋久島、八丈島が出展。現地から人気ガイドも多数来場され、次のダイビング旅行を相談したり、海の様子を聞いたりするゲストも大喜び。また、ダイビングサービスが集まるだいぶぷらすも出展し、情報を欲しいという来場者でいつもにぎわっていました。

世界中が注目の海　沖縄ゾーン

竹富町のマスコット、ぴかりゃーを連れて西表島の皆さんが遊びにきてくれました

ケラマ諸島とかしき島のブースには渡嘉敷村観光大使の“体操のお兄さん”佐藤弘道さんも登場

４つの主要ダイビングアイランドがゾーンに集結！

サンゴ礁の美しさ、透明度の良さなどで世界でも屈指のダイビングエリアである沖縄。今回は石垣島、竹富町の島々、慶良間諸島渡嘉敷島、宮古島から出展が。現地の人気ガイドさんも集まって、リピーターの来場者も多数！

ガイド会写真展も開催！　主催者＆協賛社ゾーン

国内外の水中写真も腕利きの名ガイドが大集結！

環境、安全など多岐にわたる企業・団体が展示

SDIグループ（渋谷潜水工業グループ）の渋谷正信氏（右から３人目）とスタッフの方々

マリンダイビングWebの連載でもおなじみの藻場再生プロジェクトのパイオニア、渋谷正信氏が率いるSDIグループをはじめ、環境、ダイビングの安全を考える団体やシニアダイバーズクラブなどダイビングの幅広さがわかる出展ブースが。マリンダイビングWebも出展。読者の皆さまに直接お会いできる素晴らしい機会でした！　皆さま、ご来場本当にありがとうございました！！

ステージプログラム

マリアナ観光局主催のプログラムには水中写真家のむらいさちさんがステージ上に

開催中の３日間、会場奥に設置されたステージでは、人気水中写真家のスライド＆トークショーやモルディブ往復航空券が当たるスリランカ航空クイズなどたくさんのプログラムが開催されました。参加してタメになるセミナーや楽しいイベント。お楽しみいただけたでしょうか？　次回もいろいろ企画を練って準備しますので、ぜひご来場して参加してくださいね♪