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現地の海から2018.08.09

~現地の海から~ 八丈島 《レグルスダイビング》発信
通称「ジャパピグ」の和名が「ハチジョウタツ」に決定!

 2018年8月2日(木)、日本で見つけられたピグミーシーホースの学名が「Hippocampus japapigu」、和名「ハチジョウタツ」に決定したことが、国際学術雑誌「ZooKeys」で発表された。 
 《レグルスダイビング》の加藤昌一さんによると、このタツノオトシゴが初めて見つかったのは約18年も前。以来、日本でしか確認できなかったため「ジャパニーズピグミーシーホース」、略して「ジャパピグ」と呼ばれていた。2018年春、このタツノオトシゴに正式に名前を付けたいという依頼があり、和名の頭に八丈島を入れるならば、と協力したとのこと。結果、和名は「ハチジョウタツ」に! 学名「Hippocampus japapigu」はよくみると、種小名がなんと「ジャパピグ」なのだ。
 「ジャパピグ」は、八丈島ではオールシーズン、どのスポットでも見られるそう。名前が決まった記念に、「ジャパピグ」に会いに八丈島に行ってみては?

情報・写真提供:《レグルスダイビング》

海の生きもの 第38回 タツノオトシゴ&ヨウジウオ
でも「ジャパピグ」紹介してますよ~!

 ちなみに2018年6月には、《レグルスダイビング》加藤昌一さんがキホシスズメダイとは別種と判別した、キホシスズメダイにそっくりなスズメダイの新種記載もされている。
和名「ナノハナスズメダイ」、学名「Chromis katoi」、英名「Kato’s chromis」。加藤さんの名前入りだ。
おめでとうございます!

ナノハナスズメダイ成魚
キホシスズメダイにそっくりだ

ナノハナスズメダイ成魚
キホシスズメダイにそっくりだ

ナノハナスズメダイ幼魚

ナノハナスズメダイ幼魚

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