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現地の海から~水深別魚ッチング!~
佐渡島

佐渡島

「ここのエリアでは一体何が見られるの?」という疑問はここで解決!
現地ガイドから、水深別に見られるおすすめの生き物を教えてもらいました。
定番の生き物はもちろん、今まで知らなかった生き物情報も満載! 次に行ったらリクエストしてみよう。

海のいきもの図鑑(大)

佐渡島編

0mdeep

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コブダイ(幼魚)
コブダイ(幼魚)
コブダイ(幼魚)
佐渡といったらコブダイ。しかし、幼魚は成魚と似ても似つかない姿をしています。9月頃浅瀬の藻場でよく見られます。コブダイの幼魚と紹介すると皆さん驚きます。
《小木ダイビングセンター》山田 彰宏さん
秋ごろから姿を見せ始めます。親の様子からは想像できない姿をしていますね。木の葉がヒラヒラと舞うように水中を泳いでいます。
《フリーウェイ佐渡店》小出 博之さん
ホテイウオ
ホテイウオ

幼魚

ホテイウオ

成魚

幼魚・・・3月~5月頃まで観察できます。大きさは2~5mm程度。海藻の表面を探すとくっついています。身体の模様にいくつかパターンがあるので、たくさん探して写真を撮っていただきたいです。
《フリーウェイ佐渡店》小出 博之さん
成魚・・・普段は深い海で生活していますが、冬(2月)になると産卵のために浅瀬に移動してきます。大きさは20cmほどでしょうか。個人的には肉団子の様に感じるブサカワ系のお魚です。5m以深の岩の亀裂で卵を守っています。1カ月ほどで卵は孵化し、守っていたお父さんホテイウオは、力尽きて死んでいきます。
《フリーウェイ佐渡店》小出 博之さん
ハナタツ
ハナタツ
佐渡は豊富な藻場が多いため、ハナタツも多く見られます。
人気NO.1は白いハナタツ、遊泳力があまりないので、ゆっくりじっくり撮影できます。
《小木ダイビングセンター》山田 彰宏さん
チャガラ
チャガラ

幼魚

チャガラ

成魚

夏、30m付近まで幅広く見られます。
明るい日差しの差し込む浅瀬では、オレンジ色の体色が映えます。
《エス・ワァルド》猪股 明美さん
佐渡を代表するお魚の一種です。5月に生まれた幼魚たちは、8月、9月になるとダイビングスポットを埋め尽くすように集まります。水底に着底し、呼吸を穏やかにしていると、僕たちダイバーを包み込んできます。
《フリーウェイ 佐渡店》小出 博之さん
イシダイ
イシダイ
イシダイの子供たちはとても好奇心が旺盛で僕たちダイバーにくっついてきます。ダイバーの顔や耳をつんつんしてくる様子はとても可愛らしいです。珍しい魚ではありませんが、ベテランダイバーさんたちもついつい足を止めて、彼らと戯れてしまいます。
《フリーウェイ佐渡店》小出 博之さん
アオリイカ
アオリイカ
9月初旬から表層に姿を見せ始めます。
小魚へのアタックや捕食シーンを見られるチャンスも豊富。
《エス・ワァルド》 猪股 明美さん
アサヒアナハゼ
アサヒアナハゼ
とりあえず動くものには喰らいつく、海の可愛いギャング。
よくチャガラの群れにアタックしていますが、成功している姿はあまり見ないです。
《小木ダイビングセンター》山田 彰宏さん
ウミタナゴ
ウミタナゴ
9月ごろ、刺青のような婚姻色に染まるオス。
この色を目印にメスが集まるようです。
10m以浅で見かけることが多いです。
《エス・ワァルド》 猪股 明美さん
スナビクニン
スナビクニン
冬に観察できるニョロニョロ系のお魚です。ダンゴウオ・ホテイウオとともに佐渡の冬のアイドルです。ナイトダイビングで探しましょう。
《フリーウェイ佐渡店》小出 博之さん
ダンゴウオ(成魚)
ダンゴウオ(成魚)
冬になると産卵のために浅瀬に移動してきます。水深10m未満のナイトダイビングで観察可能です。泳ぎはあまり得意ではなく、いつも海藻や岩の表面にくっついています。撮影する角度によって色々な表情を見せてくれる可愛いらしいお魚です。
佐渡では「赤色」、「ピンク色」、「ムラサキ色」、「薄い黄色」などカラーを見かけます。成魚の観察は12月から4月頃まででしょうか。水温は12℃~10℃。厳しい寒さですが、ドライスーツを着て一緒に探しに行きませんか?
《フリーウェイ佐渡店》小出 博之さん
ナミノハナ
ナミノハナ
名前が素敵! 水面付近を30尾くらいの群れで泳いでいます。僕が観察したのは2月のことでした。サイズは3cm程度。
《フリーウェイ佐渡店》小出 博之さん
ボラ
ボラ
5m以浅の岸近くを群れで回遊する、ビーチダイビングのアイドル。
一心不乱に砂をついばむ姿が愛くるしい。
《エス・ワァルド》猪股 明美さん
モクズショイ
モクズショイ
10m程度の浅いスポットでよく見られます。
全身をカイメンなどでカモフラージュしたカニの仲間です。
《エス・ワァルド》猪股 明美さん
ミズダコ
ミズダコ
冬の怪物!! ミズダコ。大きさ3m近い個体もいるそうです。冬になると産卵のために浅場に移動してきます。海の中で見る大きなミズダコは大迫力です!! 南国では見られない、北方系の生物です。
《フリーウェイ佐渡店》小出 博之さん

10mdeep

10m deep
アカエイ
アカエイ
大きいものになると大きさ1mを超えます。姫津のエリアで見かけることが多く、水底でじっとしています。人気を感じると大きなヒレをばたつかせて逃げていきます。見つけたらそっと近づいてみてください。
《フリーウェイ佐渡店》小出 博之さん
カタクチイワシ
カタクチイワシ
カタクチイワシ
20m付近から波打ち際近くまで幅広い範囲に現れます。
特に港内や浅所に追い込まれたイワシの群れは密度が高く、
ときにベイトボールを形成します。
《エス・ワァルド》猪股 明美さん
水面付近から中層を大きな群れで泳いでします。太陽が出るとイワシの身体に反射した光が青白く輝きます。数千尾の群れが縦横左右に泳ぎ回る様子は躍動感があり、たくさんの方に見ていただきたい佐渡の水中シーンです。毎年8月頃から秋にかけて観察できています。
《フリーウェイ佐渡店》小出 博之さん
コケギンポの仲間
コケギンポの仲間
コケギンポの仲間
比較的どこのスポットにもいるコケギンポですが、水深、環境によって種類が違うので興味深いです。写真はアライソコケギンポ、海藻の多い岩によく見られます。カラーバリエーション豊富で赤や黒、黄色の個体が観察できます。
《小木ダイビングセンター》山田 彰宏さん
穴からひょっこり顔を出しています。「赤色」、「ピンク色」、「黒色」、「黄色」、「茶色」と色もさまざま。撮影する角度でいろんな表情を見せてくれます。皆さんは何色を見つけられるでしょうか??
《フリーウェイ佐渡店》小出 博之さん
イサキ
イサキ
近年多く見られるようになってきました。
群れの動きが華やかです。
《エス・ワァルド》猪股 明美さん
コブダイ(成魚)
コブダイ(成魚)
コブダイウオッチングするなら佐渡!
求愛、産卵に喧嘩、いつ見ても感動します。
食事シーンやクリーニングも面白い!
《小木ダイビングセンター》山田 彰宏さん
カマス
カマス
年によっては、巨大な群れになります。
大食漢で、他の幼魚やアオリイカなどを食べつくしてしまうとか。
《エス・ワァルド》猪股 明美さん
マアジ
マアジ
夏になると大きな群れとなってダイビングスポットに押し寄せます。秋が深まるにつれてサイズもUPしていきます。縦横左右に泳ぎ回る様子は躍動感があり、とてもにぎやかです。身体に反射した太陽の光で海の中はキラキラと光り輝きます。
《フリーウェイ佐渡店》小出 博之さん
カンパチ
カンパチ
浅所でも見かけることがあります。剃り込みのような黄色いラインが特徴。
コワモテな見た目に似合わず、幼魚の時期にはボラなどに付きまとい、
おこぼれを狙う&身を守るなどの興味深い生態を見せます。
《エス・ワァルド》猪股 明美さん
スズメダイ
スズメダイ
7~9月にオスが卵を守ります。中層に巨大な群れを形成します。
《エス・ワァルド》猪股 明美さん

20mdeep

20m deep
コブダイ(喧嘩)
コブダイ(喧嘩)
コブダイの喧嘩です。6月~7月初旬はコブダイの繁殖シーズンです。オス同士は縄張り争いのため大きな口を開けてぶつかり合います。佐渡はコブダイの生態を観察できる世界でも珍しいダイビングスポットです。
《フリーウェイ佐渡店》小出 博之さん
コブダイ(ペアリング)
コブダイ(ペアリング)
コブダイのペアリングの様子です。6月~7月初旬はコブダイの繁殖シーズンです。オスとメスは寄り添うように泳ぎ、螺旋を描きながら水面付近へ深度を上げていきます。二尾が分かれる瞬間に放精と抱卵が行われます。
《フリーウェイ佐渡店》小出 博之さん
メバル
メバル
メバル
佐渡はメバルの島!と感じさせるくらいメバルが生息しています。100近い塊で集まっていることも。ライトで照らすと黄金色に輝きます。皆さん脅かさないようにそっと近寄ってみてください。間近で観察できます。とてもきれいなお魚です。
《フリーウェイ佐渡店》小出 博之さん
佐渡の深場にいるメバルはよく群れ(?) を作って上を向いています。
その数は多いときで50尾!!
じっとしているのでかなり近くまで寄ることができます。
《小木ダイビングセンター》山田 彰宏さん
オニオコゼ
オニオコゼ
オニオコゼ
浅所から幅広い範囲で見られます。色彩変異に富み、顔立ちもユーモラス。
ただし背びれの毒は強烈なので注意が必要です。
《エス・ワァルド》猪股 明美さん
こげ茶色、褐色、茶褐色など巧みに岩場や藻場に身を隠す、ダイバーにとって危険な存在ですが、鮮やかなオレンジ色の個体もいます!
写真を撮るときは近づきすぎに注意です!
《小木ダイビングセンター》山田 彰宏さん
キジハタ
キジハタ
日本海側に多い魚です。8月ごろ繁殖期を迎え、沖の深場にいるオスが浅い所に移動し、大集結します。
《エス・ワァルド》猪股 明美さん
ジョーフィッシュ
ジョーフィッシュ
水深20m~25m付近で観察ができます。7月頃は口の中で卵を育てる口内飼育の様子も観察できます。とても臆病な魚なので、観察の際は「お邪魔します~」という気持ちでそっとのぞいてみましょう。
《フリーウェイ佐渡店》小出 博之さん
アカオビコテグリ
アカオビコテグリ
小木ポイントでよく観察できる。深場にいるので黒っぽく見え、地味ですがライトを当てると真っ赤な体色に驚きます。
繁殖期のオスの背鰭も立派で見応えありです。
《小木ダイビングセンター》山田 彰宏さん

協力ショップ一覧

エス・ワァルド
コブダイのイラストが目印のお店は、両津港から車で8分ほどのところにあり送迎あり。年間を通してイベントも盛りだくさんで、季節限定の見どころもいっぱいです。1人1人にあったダイビングをお届けしますので、ぜひ佐渡の海を一緒に楽しみましょう!
小木ダイビングセンター
佐渡島の最南端の小木では、年間を通してダイビングを楽しむことができます。
四季折々の佐渡の魅力をご紹介いたします。
また、宿泊施設を併設していますので、ゆっくりダイビングを楽しむことができます。
フリーウェイ佐渡店
佐渡で1年を通じてダイビングをすると、海の中の移り変わりを本当に感じることができます。
佐渡の海は、「正統派・日本の海」。ぜひ夏も雪の降る冬も、一緒にダイビングをしませんか? 
佐渡の海の魅力をたくさんお伝えできるようスタッフ一同頑張っていきます。
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