オイランハゼ

　砂泥底のタオ島の海はテッポウエビと共生するハゼがとても多いです。いろんな種がいますが、個人的に好きなのがこのオイランハゼです。名前のとおり派手で美しい模様の魚です。雄の求愛や威嚇のディスプレイは見事ですよ。

Comment：《ビッグブルーダイビング》大村健さん

イバラカンザシとタテジマヘビギンポ

　タオのイバラカンザシは大きくてカラフルなうえ、ビッシリと密集していて魅力的な被写体です。そこにタテジマヘビギンポが乗ってくれたりしたら、もう激写しかないでしょう。カメラ派でない方は引っ込めて遊んでください（笑）。

Comment：《サムイダイビングサービス》増子均さん

セラトブレグマsp.

　ヘビギンポの仲間で、浅い岩場の壁やオーバーハングに付いています。クリッとした目が可愛らしく、透き通った体にストロボを当てると金色の模様が！　ちょこまかした動きもキュートですよー。

Comment：《サムイダイビングサービス》増子均さん

トウアカクマノミのハッチアウト

　《ビッグブルーダイビング》のショップ前のビーチに50個ほどのイボハタゴイソギンチャク＆100匹以上のトウアカクマノミが生息しています。通年水温が高く安定しているので、簡単に孵化（ハッチアウト）のシーンが見られます。

Comment： 《ビッグブルーダイビング》大村健さん

フィラメンテッドフラッシャーラス

　シャム湾は閉鎖海域なので偏った生態系が育まれ、環境に適応した種が爆発的に増える傾向があります。このクジャクベラの仲間もそのひとつ。昨年辺りから数が増えてきました。美しい容姿でフォト派ダイバーに人気です。

Comment： 《ビッグブルーダイビング》大村健さん

ゴルゴニアンシュリンプ

　レア物とされるトガリモエビの仲間で、タオでは結構よく見られます。擬態しているしムチカラマツが多過ぎて探すのが大変！と思われがちですが、慣れると案外目に入ってきますよ。独特のフォルムがカッコいいですね。

Comment： 《サムイダイビングサービス》増子均さん

メタリックシュリンプゴビー

　タオの砂地は共生ハゼの宝庫です。浅場にはギンガハゼなどもいますが、やや深いエリアのおすすめはこのメタリック。名前のとおりに輝く斑紋が美しいのでぜひヒレ全開を狙ってみてください。このハゼも触れるほど寄れます。

Comment： 《サムイダイビングサービス》増子均さん

シェベロンバラクーダの群れ

　栄養豊富なタオ島の海は魚影が濃いことで定評があります。シェベロンバラクーダは１尾ずつの密度が濃い壁のような群れ方をするのでとても迫力があります。同じ水深のツバメウオやアジの仲間の群れとのコラボは必見です。

Comment： 《ビッグブルーダイビング》大村健さん

アカオビハナダイ

　このエリアで唯一見られるハナダイの仲間で、オスの体側に入っている赤い帯が特徴ですが、婚姻色になると蛍光ブルーが入ってさらにキレイです。やや深めにいるので、この色を見るには水中ライトをご持参ください。

Comment：《サムイダイビングサービス》増子均さん

ウミトサカの仲間

　流れが緩いのでソフトコーラルは少ないのですが、深場にはこんなお花畑もあります。肉眼では薄いブルー、光を当てるとピンクに見えますが、こんなパステルカラーのウミトサカはほかの海にはないのではないでしょうか。

Comment：《サムイダイビングサービス》増子均さん

キンセンフエダイの群れ

　いろんな群れが見られるタオ島の海でも特にオススメなのがこの魚です。鮮やかな黄色が水中で映えて美しく、行動範囲が狭くその場所に居着いているので群れに突っ込んで遊べます。360度魚群に囲まれる幸せを味わえます。

Comment：《ビッグブルーダイビング》大村健さん

ヤイトハタ

　ジンベエザメの出現は不定期ですし、ブルシャークなども季節ものですが、通年見られる大物がこちら。体長１mオーバーのでっぷり肥った巨体は大迫力です。ダイバー慣れした個体は至近距離まで近づいても逃げません。

Comment： 《ビッグブルーダイビング》大村健さん