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水中写真がうまくなる!!
第16回 コンパクトデジカメの使い方をもう一度おさらいしておこう!

水中写真がうまくなる!! ~プロが教える撮影テクニック~

みなさん、こんにちは。月刊『マリンダイビング』のカメラマンのはらだまです。
この連載では、水中写真の撮影機材や操作の方法、撮影のコツなどを、水中写真を始めたい、うまくなりたいという方に紹介していきます。ぜひ撮影のときに参考にしてみてください。

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コンデジで水中写真をたくさん撮ろう!
撮影地:ケラマ諸島

潜る前にきちんとメンテナンス

気温も日に日に高くなり、そろそろ今シーズンのダイビングライフを復活、という方も多いのではないでしょうか。長い間使わなかったダイビング器材はオーバーホールをしたりしますが、デジカメもメンテナンスはしていますか?久しぶりに使う人も、冬場もガンガン水中写真を撮っていた人ももう一度自分のコンパクトデジカメ(以下コンデジ)をメンテナンスして、次回の水中撮影に備えましょう。

メンテナンス道具を準備しよう

いざ海で使おうとしたら、コンデジの調子が悪くて撮影できなかったということがないようにしっかりとメンテナンスしておきましょう。まずは、メンテナンスに必要な道具の準備から始めましょう。最低でもハウジング購入時に同梱されていたOリンググリス、エアブロア、綿棒は用意したいものです。Oリンググリスは、ハウジングと同一メーカーのものを使うようにしましょう。エアブロアは写真を撮る人であれば持っていたいメンテナンス道具です。空気の力で、ホコリや細かなゴミを吹き飛ばします。写真用品を販売しているお店で購入できます。綿棒はOリングが収まる溝や細かいすき間を掃除するのに使います。綿がほぐれにくいものを選びましょう。こうした道具は海へ行ってからも使いますので、小さなケースにまとめておいて、忘れ物がないようにしましょう。

Oリンググリスとエアブロア、綿棒は忘れずに揃えておこう

エアブロアで細かなゴミを取り除こう

エアブロアは、コンデジのメンテナンスには大切な道具です。特に小さなボタン周辺などを掃除するのは大変ですが、エアブロアなら隙間のゴミも吹き飛ばせます。砂などの硬いゴミは、こすってしまうとキズになる可能性もあるので、空気の力で吹き飛ばすのが有効です。このとき、一緒に掃除したいのが、コンデジ本体のバッテリーやSDカードを入れる部分の開閉部です。特に防水コンデジの場合、ゴムパッキンで防水を保つようになっているので、ここが汚れていると、いくら防水コンデジとはいっても水没のリスクが出てきます。しっかりと確認してきれいに保ちましょう。

エアブロアでボタンやレバー周辺など、細かいすき間のゴミを吹き飛ばそう

コンデジ本体の開閉部もきれいにメンテナンスすること

Oリングのメンテナンスは丁寧に

デジカメを水没から守る一番の要所がOリングです。ここにゴミやホコリ、髪の毛などが挟まると、水没を防ぐOリングの機能が損なわれ、水没のリスクが高まります。ですので、明るい清潔な場所で目視と指の感覚で確認しながら掃除しましょう。Oリングはティッシュなどで汚れを拭き取り、キズや砂などが残っていないかチェックしましょう。Oリングの収まる溝も忘れずに。綿棒やティッシュなどで、古いOリンググリスや砂などが残っていないように掃除してください。

Oリングは汚れやキズがないかを確認しながらメンテナンス

Oリングの入る溝も綿棒などできれいに掃除しよう

Oリンググリスは塗り過ぎないこと

Oリングは乾燥してしまうと劣化してしまい、水没の原因となります。それを防ぐためにグリスを塗ることで乾燥を防ぐようにします。注意したいのは、グリスを塗り過ぎないことです。コンデジのハウジングのOリングであれば、写真のように米粒くらいの量で充分です。指先で薄く伸ばしてハウジングの溝に戻しましょう。

Oリングの乾燥を防ぐため、グリスを塗る。塗り過ぎ注意!

シリカゲルも忘れずに

ハウジングのフタを閉じる前にシリカゲルを入れるのを忘れないようにしましょう。これはハウジング内の湿度を吸湿させることで、結露を防ぐために入れます。フタを閉じてすぐに効果が現れるものではないので、できれば海に行く前日にはセッティングを完了させておきたいものです。

シリカゲルでハウジング内の湿度を低下させる。フタを閉じるときにOリングに挟み込まないように

水没チェックをきちんとしよう

きちんとセッティングしても、心配なのが水没です。潜る前の水没チェックは当然していると思いますが、水没チェック自体がいい加減な人を見かけます。もし水が入ってもコンデジが濡れないように、確認をしながら水没チェックしてほしいものです。

カメラ用水槽にそっと入れて水没チェックをしよう。投げ込んでそのまま離れてしまう人もいるが、水没チェックの意味がない

使ったあともしっかりお手入れ

海から上がったあとは、真水で海水を落とします。他の人のデジカメやライトなど、たくさんの機材があるので、長時間浸けておくのは機材同士がぶつかってキズになることもあるので、さっと引き上げましょう。その後は水滴あとが残らないように、タオルなどを使って水気を拭き取ります。あまり強くこすってしまうのはよくないので、拭くというよりも水分を吸うくらいの強さがいいでしょう。
また、次のダイビングまでの間は、炎天下や、人が踏みそうな場所、上から物が落ちてきそうな場所などを避けて保管しましょう。せっかくの大切なデジカメですから、丁寧に取り扱ってほしいですね。

海から上がったら真水で塩抜きを。長時間放置せず、早めに引き上げよう

残った水滴はそのまま乾燥するとあとが残るので、タオルなどで拭き取ること

写真のような場所にコンデジを置くのはNG。日陰の安全な場所で保管しよう

まとめ

今回はコンデジの取り扱いについて解説しました。こうしたメンテナンスや保管は、コンデジを長く使えるようにするために気を付けたいことです。せっかくのシャッターチャンスにコンデジがうまく動かないなんてことがないように、日ごろからのお手入れが大切です。次回もお楽しみに。

皆さんの疑問、質問にお答えします!!

皆さんの疑問、質問にお答えします!!「どうしてこんな風に写ってしまうの?」、「このボタンは操作すると、写真がどう変化するの?」など質問があれば、どんどんお答えします!!

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原田 雅章
1972年3月埼玉県生まれ。
日本大学芸術学部写真学科卒業。
大学在学中に沖縄を何度も訪れ、島の風景や人々に感動しスクーバダイビングを始める。
卒業後、(株)水中造形センターに入社。
同社出版物である『マリンダイビング』などの雑誌で活躍中。
国内は、伊豆半島、紀伊半島、沖縄各島など、海外は南の島を中心に、太平洋、インド洋、カリブ海など20ヵ国以上を撮影。
ダイビング経験は25年、約4800本の潜水経験を数える。
雑誌での取材はもちろん、各地でフォトセミナーを開催。"はらだま"の愛称で親しまれる。

次回更新予定日 2018年5月9日

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