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水中写真がうまくなる!!
第12回 縦位置も忘れずに撮ろう!!

水中写真がうまくなる!! ~プロが教える撮影テクニック~

みなさん、こんにちは。月刊『マリンダイビング』のカメラマンのはらだまです。
この連載では、水中写真の撮影機材や操作の方法、撮影のコツなどを、水中写真を始めたい、うまくなりたいという方に紹介していきます。ぜひ撮影のときに参考にしてみてください。

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横位置の構図だけでなく、縦位置でも撮ることで、背景の印象が変わる撮影地:フィリピン・セブ

横位置の構図だけでなく、縦位置でも撮ることで、背景の印象が変わる
撮影地:フィリピン・セブ

縦位置で撮影してみよう

皆さんがお使いのデジカメは、横位置構図で撮影しやすいようにデザインされているものがほとんどです。ですから、あまり構図を意識せずにデジカメを構えると、横位置の写真ばかりになっていることはないでしょうか。もちろん、横位置がダメということはないですが、縦位置でも撮影してみると、違った印象の写真になることもあるので、ぜひチャレンジしてみてください。

横位置だけでなく、縦でも撮ってみよう
撮影地:大瀬崎

印象が変わる縦位置構図

一般に横位置の構図では、横の広がりを表現しやすいと言われています。作例1でもサンゴが数多く写り、水面に写る景色も撮影できています。これを作例2のように、縦位置にデジカメを構えて撮影してみると、今度は高さ、深さを表現できるようになります。このように、その風景をどちらの構図で撮影する方がいいかを考えながら撮り分けてみるといいでしょう。

作例1 横位置で撮影。サンゴ礁の広がりを表現した

作例2 同じ場所で、縦位置の構図で撮影。水面からの深さを表現してみた
撮影地:フィリピン・セブ(2点とも)

縦位置で海の青を写し込もう

縦位置構図では高さを表現できると解説しましたが、水中写真では、見上げるような縦位置構図にすることで、海の青を多く写し込むことができます。そのときに、一緒に太陽を画面に写しこむと、海の青だけでなく太陽の光の明るいハイライトからのグラデーションが写せて、よりきれいな写真になります。ワイドで縦位置撮影をするときには、背景の海の部分も意識して撮影してみましょう。

横位置で撮影。被写体は大きめに写るが、背景に海の部分が少ない

縦位置で撮影したことで、背景に海の青が多く写り、明るいハイライトも写しこめた
撮影地:フィリピン・セブ(2点とも)

縦位置で余分な部分をなくす

マクロの被写体でも、縦位置構図で撮影してみましょう。横位置の作例では、左右に不要なスペースがありますが、縦位置に構え直して撮影したことで、すっきりとした印象に変わります。ワイドの撮影でも言えますが、マクロ撮影でも横位置で撮影したら、縦位置も忘れずに撮るということを心がけたいですね。

まずはいつも通りに横位置で撮影。左右のスペースがきれいな色の背景ではなく、あまり必要な感じではない

縦位置で同じ被写体を撮影。横位置で撮った時に比べ、左右のスペースが減り、すっきりとした印象に
撮影地:フィリピン・セブ(2点とも)

縦位置を撮るヒント

潜る前は「縦位置も撮ろう」と思っていても、水中に入った途端に忘れてしまうという人も多いのではないでしょうか。そこで、デジカメの空いたスペースに書き込んでおくのもいいかと思います。液晶画面近くであれば、撮影のたびに目に入ることになり、うっかり忘れてしまっても注意することができるでしょう。簡単なことですが、写真のバリエーションを増やすためにもやってみましょう。

デジカメの液晶画面付近の空いたスペースに忘れないように書き込んでおこう

縦位置撮影では、ストロボの位置に注意しよう

縦位置で撮影するときは、ストロボの向きにも注意しましょう。特に内蔵ストロボだけでの撮影では、左右どちらが上になるかで影の出る向きが変わり、写真の印象も変化してきます。アームで接続した外部ストロボの場合も、ストロボの位置で影の位置も変化するので、意識してみましょう。

ストロボがレンズよりも上になる向きで構えると、影は下にできる

ストロボがレンズの下側の向きで発光させると、影が被写体の上部にでき、いわゆる「お化けライティング」になる

まとめ

今回は縦位置での撮影について解説しました。同じ被写体を撮っても、 四角いフレームを横位置か縦位置にするかで印象が変わります。またストロボやライトを使う撮影では、影の出る位置にも注意して撮影してみましょう。
次回はマクロ生物の撮影について解説していきます。 次回もお楽しみに。

皆さんの疑問、質問にお答えします!!

皆さんの疑問、質問にお答えします!!「どうしてこんな風に写ってしまうの?」、「このボタンは操作すると、写真がどう変化するの?」など質問があれば、どんどんお答えします!!

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原田 雅章
1972年3月埼玉県生まれ。
日本大学芸術学部写真学科卒業。
大学在学中に沖縄を何度も訪れ、島の風景や人々に感動しスクーバダイビングを始める。
卒業後、(株)水中造形センターに入社。
同社出版物である『マリンダイビング』などの雑誌で活躍中。
国内は、伊豆半島、紀伊半島、沖縄各島など、海外は南の島を中心に、太平洋、インド洋、カリブ海など20ヵ国以上を撮影。
ダイビング経験は23年、約4500本の潜水経験を数える。
雑誌での取材はもちろん、各地でフォトセミナーを開催。"はらだま"の愛称で親しまれる。

次回更新予定日 2018年1月11日

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