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水中写真がうまくなる!!
第10回 構図の一工夫でステップアップ!!

水中写真がうまくなる!! ~プロが教える撮影テクニック~

みなさん、こんにちは。月刊『マリンダイビング』のカメラマンのはらだまです。
この連載では、水中写真の撮影機材や操作の方法、撮影のコツなどを、水中写真を始めたい、うまくなりたいという方に紹介していきます。ぜひ撮影のときに参考にしてみてください。

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ちょっとした構図や背景の処理の変化で写真の印象が変わる
撮影地:パラオ

構図や背景に工夫を

前回、基本的な構図を数パターン紹介しました。その通りに撮る必要はまったくありませんが、写真の基礎知識として覚えておいてほしいです。今回はワンステップ上の構図の解説と、背景処理で印象が変わることを解説していきます。

背景も意識して撮ってみよう
撮影地:フィリピン・セブ

黄金比分割を意識してみよう

前回の構図の基礎からもう一歩ステップアップさせたのが、この構図です。赤い点のあたりに被写体が配置されると、いい構図になると言われています。主要な被写体や、アクセントになるものをうまく配置できるように構図を工夫してみると、いつもいる被写体でも、印象の違う雰囲気の写真になるでしょう。

黄金比分割構図。赤い点のあたりに被写体を配置してみよう

黄金比分割の赤い点のあたりに、ユカタハタを配置。背景の太陽も赤い点の位置に近く、アクセントになっている
撮影地:インドネシア・コモド

どこを背景にするか考えよう

陸上で記念撮影などをするとき、背景のことも考えて撮っていると思います。ところが、水中に潜ってしまうと、被写体ばかりに意識が集中してしまい、背景のことまで気が回らないということはないでしょうか。作例は、ウミシダですが、撮る位置を変えるだけで、背景がすっきりとして印象の違う写真になっています。動きの遅い被写体などは、撮影者が撮る前にいろいろな角度から観察して被写体を引き立てられる背景を見つけましょう。

ウミシダを撮影。背景が岩壁でごちゃごちゃした感じに

背景が海の青に抜けるような角度から撮影。ウミシダの黄色とのコントラストも美しくなった
撮影地:沖縄本島(2点とも)

撮る高さを変えてみる

水中写真は、陸上の写真に比べて重力の制約が少なくなり、高低差をつけやすい撮影が可能です。少しの高さの違いで背景も変化し、被写体の角度が変わったり、背景がすっきりとできたりするので、決まった位置からだけでなく柔軟に構図を考えてみましょう。

サンゴ礁を見下ろす角度で撮影。広さを表現したいときなどに撮る構図

同じサンゴ礁を見上げるように撮った構図。水面に写るサンゴが美しい
撮影地:モルディブ(2点とも)

見つけた被写体をそのままの位置で撮影したら、背景が岩の茶色になり、被写体と似たような色に

低い姿勢で「被写体目線」の高さで撮影。背景が抜け、被写体がわかりやすくなった
撮影地:南越前(2点とも)

アクセントを付け加える

次の二点の作例は、ほぼ同じ位置からの撮影ですが、背景に人物がいるかいないかの違いがあります。このように、小さなアクセントでも、その有無で空間の処理と、背景の印象が変わるので、ぜひチャレンジしてみてください。

背景を海に抜ける角度で、魚の群れだけ撮影。背景の空間がややさびしい。

背景の空間にアクセントになるように、ダイバーに写り込んでもらった。大きさの対比にもなる 撮影地:フィリピン・セブ(2点とも)

まとめ

 今回は構図と背景の処理を解説しました。同じ被写体でも、どの位置にどんな大きさで配置するかで印象が変わります。また、どんな背景を選ぶかでも、写真が変化しますので、意識して撮ってみてください。

 次回は被写体の「寄り」「引き」について解説します。どこまで写すか、どこを写すかで印象や、撮影者の意図が伝わります。次回もお楽しみに。

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原田 雅章
1972年3月埼玉県生まれ。
日本大学芸術学部写真学科卒業。
大学在学中に沖縄を何度も訪れ、島の風景や人々に感動しスクーバダイビングを始める。
卒業後、(株)水中造形センターに入社。
同社出版物である『マリンダイビング』などの雑誌で活躍中。
国内は、伊豆半島、紀伊半島、沖縄各島など、海外は南の島を中心に、太平洋、インド洋、カリブ海など20ヵ国以上を撮影。
ダイビング経験は23年、約4500本の潜水経験を数える。
雑誌での取材はもちろん、各地でフォトセミナーを開催。"はらだま"の愛称で親しまれる。

次回更新予定日 2017年11月8日

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