Marine Diving

ダイビングを始める、楽しむための情報サイト

ダイビングを始める、
楽しむための情報サイト

沖縄で安全に潜るために!
Safety Diving in Okinawa
活動中!

沖縄で安全に潜るために! Safety Diving in Okinawa 活動中!

SDOこと≪Safety Diving in Okinawa(セーフティ・ダイビング・イン沖縄)≫は、沖縄でのダイビングをさらに安全に楽しめるようにと昨年始動し、様々な新システムを導入しようと奮闘中。ここではその活動内容をご紹介。

おすすめサイトRecommend

  • オリオン
  • スタッフ募集
  • マリンダイビングフェア2018
  • おすすめダイビング旅行
  • 海のBooks&Goods

SDOプロジェクトとは?

SDOこと「Safety Diving in Okinawa」とは、沖縄のマリンレジャーを安心、安全に楽しんでいただくために、一般財団法人沖縄マリンレジャーセイフティービューロー(以下OMSB)と各地域のダイビング協会や協議会が連携してスタートさせたプロジェクトである。ダイビング事業者のサービスの品質を「見える化」することで、 国内外から沖縄を訪れるダイバーが、優良なサービスを提供できる事業者を選ぶことができるような仕組みづくりを目指している。2016年より、沖縄県産業振興公社の「中小企業課題解決プロジェクト」を活用して、さまざまな取り組みを行っている。
2016年度には多言語ブリーフィングツールの開発や、沖縄県各エリアでの研修を開催。2017年度は、研修の実施に加えて、優良ガイドや優良事業者の認証制度の実現を目指し、認証基準づくりや、実施体制の構築に取り組んだ。

OCVBがSDO認証制度に協力

SDOプロジェクトでは、2018年4月1日から「プロフェッショナルダイバー」認証制度と「プロショップ」認証制度が開始される。OMSBによると、ダイビングサービスの品質を認証する基準を設けるのは全国初で、世界的にも珍しい。2018年1月、OMSBは、SDOプロジェクトの趣旨に賛同した、一般財団法人 沖縄観光コンベンションビューロー(以下OCVB))と包括的業務提携契約を結んだ。OCVBは、新たなダイビングショップ選びの判断基準が沖縄県に存在することを、ダイバーなど一般消費者や、観光関連事業者へ周知する。今後はOCVBによるPRバックアップを受けて、さらにSDOプロジェクトの認証制度普及を進めていく。 4月以降、約50カ所の事業者と約500人のガイドが認証される見通し。認証された事業者には「SDO」の認証マークが付与される。研修会は今後も継続して行なわれ、認定事業者やガイドを増やしていく。認定後は1年ごとの更新制となる。本認証制度に取り組む事業者が増えることで、沖縄県のダイビングサービスの質が向上し、結果として、安心で安全な沖縄ブランドが形成されるものと期待されている。

包括的業務提携を結んだOMSBの石嶺伝一郎代表理事(左)とOCVBの平良朝敬会長(右)

OMSBが付与するSDOのロゴマーク。 お店選びの際はこれを安全の判断基準にしてもらうことも目的のひとつ

実施体制

  • ・Professional Diver認証は各地域の協会に申請、協会は認証基準に基づき可否を判断し、結果をOMSBへ連絡する
  • ・Professional Shop認証はOMSBに申請、OMSBは認証基準に基づき可否を判断する
  • ・OMSBは沖縄県警本部の協力を得て、申請してきた者が反社会勢力との関係が無いことを確認。その後、認証マークの付与を行なう
  • ・OCVBはOMSBでされた認証内容の連絡を受け、消費者や観光関連事業者へ認証マークの推奨を行なう
  • ・サービスの品質向上とガイドのスキルアップを目的に、OMSBは各地域の協会と連携して定期的に研修会を開催。認証された者は年1回以上この研修会に参加して認可の更新を行なう
  • ・認証制度や取消については、一定基準に基づきOMSBが行なう

外国人ゲストのための多言語ツールを開発

英語、中国語、韓国語でのブリーフィングが可能に

増え続ける海外からのお客様も安心して潜っていただけるよう、外国人スタッフのいない店でも各国のゲストを受け入れられるよう、多言語対応のブリーフィング素材をSDOで開発。言語は日本語とともに韓国語、中国語2種、英語に対応。映像とともに各国語の音声・字幕でブリーフィングが行われるのだが、業界の方も見れば内容の細かさに驚くに違いない。
まずはトップで「ダイビングを安全に楽しむために」と題し、体調に関する注意点を説明。続くメニュー画面で「スノーケル」、「体験ダイビング」、「ファンダイビング」を選択でき、さらにそれぞれ器材の使い方からエントリー・エグジット法、水中での呼吸法など、まさに現場で必要とされる実践的内容が網羅される構成だ。

SDOの研修会参加が多言語ツール利用の条件

開発には、すでに多くの外国人スタッフを導入し海外ゲストに対応している≪マリンハウスシーサー≫がノウハウを提供しているそう。現場でどんな説明が求められるか熟知しているからこそ開発できたツールで、これがあれば外国人スタッフのいないダイブサービスでも、安心して海外ゲストを受け入れられるようになるに違いない。
ただし、使用には次の条件がある。

① 各エリアのダイビング協会に加盟していること
SDO主催の研修会に参加していること
③ 2017年度に関しては無料で使用可能

多言語ツールの登場で、さらに研修会に参加するダイビングサービスが増えることをSDOは期待している。

スポットごとの多言語ブリーフィングも検討中

世界に誇れる美ら海・沖縄。SNSの口コミで一エリアが海外でも爆発的に有名になることがある昨今、沖縄は今後ますます、世界のダイバーが憧れるディスティネーションとして注目されていくに違いない。
けれど、安全性への配慮に欠けた店が事故を起こせば、そんな噂が伝わるのも一瞬。そんな事故は起こしたくない、沖縄のダイビングの安全性を高め、安心に潜れることをPRしていきたい――SDOの活動には、そんな願いが込められている。
全島のダイビングサービスが協力し合い、安全スキルと意識を高め国内外のダイバーを受け入れていく……。そんな理想が実現し広まれば、引いては世界のダイビングシーンのお手本になりそうだ。

SDO開発の多言語ブリーフィング素材トップ画面。右上の「Language」から、言語をチョイスできる

上に続き、疲れていないか、睡眠は十分か、二日酔いはないかといった体調面の注意点が映像と音声、文字で問いかけられる。画面のように、手足のしびれやめまいについてのチェックも!

メニューでファンダイビングをクリック

ファンダイビング最初の画面。インストラクターがわかるよう日本語で表記。この中から説明したい項目を選べる。体験ダイビングにも同様のページが

メニューで体験ダイビングをクリック

体験ダイビング・ブリーフィングの最初の画面。続いてインストラクターが、選択言語で説明を始めてくれる

セルフチェックを
チョイス

そのまま映像を
ウオッチング

セルフチェックの説明が始まる。途中で言語を変えたいときは、言語選択アイコンをクリックすればすぐに切り替わる

水中での呼吸に始まり、耳ぬきのやり方や生物との関わり方、水中でのコミュニケーションの取り方まで詳しい!

ひとつ戻って生物を
チョイス

Entry,Exitの説明も

生物の説明も詳しい! 各写真をクリックすれば、生物ごとの説明が各言語の音声と文字で案内される。勉強にもなりそう

すべての説明がとにかく丁寧。ビーチとボート、さらにバックロールやラダーの場合など、場面に応じ使い分けられる

写真提供/SDO

多言語ツールを使うには……
⇒SDO研修会に参加を!

多言語ブリーフィング素材を使うには、SDOの研修会参加が条件。日程や申し込み方法は、
SDOホームページに掲載されるので、チェックしてみて。ダイビングサービスだけでなく、すでに研修会に参加したお店もわかり一般ダイバーのお店選びの参考にもなる。

一般財団法人 沖縄マリンレジャーセイフティービューロー
TEL:098-869-1173
HP:https://sdo.okinawa

安全ダイブを推進する研修会を沖縄各地で実施

安全・安心な沖縄ダイビングのブランド化を目指すSDO

そもそもダイビングインストラクターは、一度試験に合格すればその後スキルのリフレッシュは義務づけられていない。けれど、それではお客様の安全性を確保できない! と、沖縄各エリアのダイビング協会・協議会との連携により、ガイドダイバー研修会を実施した。

研修会参加は計925人で国内最多規模!

2016年度、研修会が実施されたのは下のマップで紹介している全7エリア。ダイビング協会や協議会の協力を得て、合計で925名もの参加があった。これは国内でも最多規模!
研修はCPRや海でのレスキュートレーニングなど現場に必須の実践スキルに加え、減圧症予防のためのダイブコンピュータの知識や接客マナーなど多岐に渡る。受講が沖縄全域でのスタンダードになれば、より質の高い安全なサービスを提供できるようになるのは間違いない。

海洋レスキュートレーニングの一場面。スキルをリフレッシュすることで、安全性が高まる

優良ショップ、優良ガイドの認定制度の
構築、普及を目指す

サービスの質が分かる指標作りがスタート

沖縄のダイビングショップを選ぶ際、ひとつの目安となるのはホームページだろう。けれど、それだけでは本当にいいサービスを提供しているのか判断するのは難しい。
実際、ダイビングショップにはまだ開業基準がなく、沖縄では海外ゲストの増加に伴い無許可・無資格の体験ダイビングやスノーケリング業者も現れているそう。残念ながら、ゲストが期待するサービスと実際とのギャップに苦情などトラブルも増えていて、サービスのクオリティが誰にでもわかる指標づくりが課題だ。
そこで、OMSBが「Pro Guide Diver認証」と「Pro Shop認証」の制度導入も決定! 2018年4月からのスタートを目指し、動き出している。

安全意識や労働環境も認定の評価対象

今のところ優良ガイドの認定にあたっては、人間性やガイドの能力のほか、安全意識などを問う8項目を基準にする方針。詳細は下記表の通りで、各自が各エリアのダイビング協会に申請し審査されることになる。
ショップの評価基準も下記表の通りだが、ここでは従業員の健康管理や教育、保険加入のほか、器材と船の管理も重視。低価格競争のツケがサービスや安全、雇用条件の低下につながるのを防ぎ、よりよい労働環境で安全なサービスを提供できる環境づくりを目指している。申請はOMSB事務局で、ここで審査される。
日本初となる沖縄の新システムに、今後も注目したい。

Pro Guide Diver 認証評価案




SDO
講習会
参加
必須
条件
各地域協会が開催するCPR/AEDと海洋レスキュートレーニングを受講
年齢 必須
条件
20歳以上であること
実務
経験
必須
条件
2年以上の実務経験と当該エリアでのガイド本数1,000本以上経験を有している
DM
以上
関係
資格
RSTC基準、またはそれに準ずる指導基準の指導団体のDM以上の資格を有していること
潜水士 法的
資格
資格を有していること
救命
・救急
関連
資格
CPR・ファーストエイド資格を有しているか?
酸素
インスト
ラクター
推奨資格 資格を有しているか?


事故
・事件
  過去3年以内に本人の過失によるダイビングを含む事故・事件を起こしてない者
保険   プロのガイドとして必要でかつ十分な賠償責任保険及び傷害保健に加入していること

Pro Shop認証評価案




各地域の協会等の組織に属し独立した店舗であること
各種税金の申告を行なっている
従業員が1人でもいる場合に労働保険(労災保険・雇用保険)の納付
高圧ガスの製造及び販売に関して適法であること
容器検査に関して適法であること(容器所有者のみ)
反社会的勢力排除に関する契約書に署名捺印を行なう

賠償責任保険のほか、傷害保険に加入していること
安全対策優良海域レジャー提供業者もしくはOCVBかOMSBの賛助会員であること



常勤インストラクターがいること
ゴールドプロガイドダイバーが1名以上在籍していること


レンタル器材のオーバーホールは定期的に行われ、清潔に管理されていること
自己所有のボートの場合、船舶に関する保険に入っていること
必要時に応じて酸素・AEDが使用可能な状態にあること

最新情報は、OMSBのSDOページを
チェック!

一般財団法人 沖縄マリンレジャーセイフティービューロー
TEL:098-869-1173
HP:https://sdo.okinawa

トップページへ戻る

関連書籍Book concerned

2017年9月号

2017年9月号

2017年7月号

2017年7月号

沖縄ダイビングガイド2016

沖縄ダイビングガイド2016