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21世紀のNEWエリア
行川 ―なめがわ―

行川 ―なめがわ―

東京の東、千葉県の房総半島に位置する行川(なめがわ)は、2008年7月にオープンした比較的新しいエリア。
行川のダイビングスポットは、一つ一つに特徴があり、見られる生き物も豊富。
そんなバリエーション豊かな行川ダイビングをまるっとご紹介!

行川の基本情報

行川ってこんなところ

千葉県房総半島の勝浦市にある行川は、2008年7月にオープンした比較的新しいエリアだ。黒潮の影響を受けるダイナミックなスポットに、のんびりと穏やかなスポットとバランスがとれており、ビギナーから上級者まで幅広く楽しめる。 東京からのアクセスも良く、車なら2時間半、電車でも特急を使用すれば1時間45分で最寄りの行川アイランド駅に着くことができる。《なめがわダイビングサービス》では事前に相談すれば駅までの送迎も可能。日帰りも余裕で行けてしまう行川の海、通うにはもってこいのダイビングエリアだ。

ダイビングスタイル

便利な”ぷちボート”と漁船を使い分け

行川のダイビングスポットはほとんどがボートスポット。大型船(写真内奥)の出船時間は9時、10時30分、12時、13時30分の一日4回と決まっているのだが、港から近い「新浜」へは”プチボート”(写真内手前)と呼ばれる平型の小型船を出してもらえるので、時間の融通が利く。それ以外のスポットへは大型船で向かうので、船に合わせてうまくスケジュールを組もう。

台車で移動もラクチン♪

なめがわダイビングサービス》からボート乗り場まで約100mほど歩くのだが、港まではリヤカーを改良した台車を用意しており、ここにタンクや器材を積んで移動する。スタッフが乗り場まで運んでくれるので、ゲストは手ぶらで移動できてとってもラクチンなのだ。

ブイロープで安全に潜降

エントリー方法は船によって異なり、ぷちボートではバックロールエントリーなのに対して、大型漁船では舷側の出入り口からジャイアントストライドでエントリーする。
流れることの多い行川の海では、エントリーしたら必ずボートから渡されるカレントラインにつかまってブイのロープまで行き、ブイロープをしっかりつかみながら潜降しよう。安全停止中、エグジットの際も同様だ。

ダイビングスポット

マグロ根

■ボートで8分
7~4月の期間限定スポット。流れることもあるが、魚影の濃さはピカイチで、地形もダイナミック。
トップが水深13m、最大水深30mと深めなので、しっかりと中性浮力を取ることが重要だ。トビエイ、カンパチ、イサキ、ワラサなどの回遊魚の群れが見られる。

黒岩

■ボートで6分
比較的流れの少ない、マクロも狙えてのんびり潜れるスポット。
かなり奥行きの深いオーバーハングが見もので、中にはネコザメやクエなどの大物がいることも。また、ブイ周りにある根の外側に出るとマアジなどの魚群が見られ、回遊魚の群れも期待できる。

三郎(さぶろう)ゼム

■ボートで7分
5~6月の春限定スポット。流れもあまりないので、ビギナーにもオススメできる。
垂直なクレバスが見事で、その間にはたくさんの魚たちが密集している。地形もちろんだが、クレバスをのぞくと目の前に魚の大群が押し寄せるその光景は、なんとも迫力満点。

新浜(しんばま)

■ぷちボートで3分
水深が最大でも10mもないぐらい浅い、ビーチ感覚で潜れるのんびりボートスポット。
ウミウシなどのマクロ生物を中心に、イソギンチャクの群生や、人気のクマノミなどが見られるビギナーもOKな癒し系スポット。講習などにも使用される。

生き物わんさか! 行川の海をのぞいてみよう!

黒潮の影響を受け、行川の海にはたくさんの生き物が生息している。同じ群れでも「マグロ根」で見られるような迫力ある魚群から、クレバスの間に溜まる小さなネンブツダイまで、行川にそろうさまざまな環境に応じて、そのバリエーションもとっても豊富! もちろんかわいいマクロや、ネコザメなども……。そんな行川でこれからのシーズンに見られる生き物たちを、ちょこっと動画でご紹介!

泊まりでゆったりダイビングもオススメ

吹き抜ける風が心地よい民宿 順風

なめがわダイビングサービス》直営の純和風民宿。8畳和室が4室あり、縁側には気持ちのよい風が通り、涼しく快適。サービスから車で5分と近くて便利なので、一泊してゆっくりとダイビングを楽しむのもオススメだ。

ご予約はお電話で
TEL 0470-76-3480
http://www.namegawa-ds.com/minshuku10.html

ダイナミックな地形&ダイビングスタイルに、桁外れの魚群。ハンマーシーズン以外も、神子元の凄さは折り紙つきだ。
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