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シパダン周辺 | MD編集おすすめ!ダイバーズリゾート

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シパダン周辺

『マリンダイビング』の取材には宿泊がつきもの。そんな取材先で宿泊したリゾートをダイバー目線でエリアごとにご紹介します!


※2014年1月15日現在、外務省よりサバ州東海岸の渡航危険情報が出ています。
実際に旅行される際は、下記をご確認ください。
http://www.anzen.mofa.go.jp/ 沖縄 次回更新予定日 2014年2月12日

シパダンカパライダイブリゾートSipadan Kapalai Dive Resort

 その昔は干潮になると小さな姿を現す砂洲だけだったのだが、あるとき、それは世界でも有数の水上リゾートとなった。長い桟橋とその両脇に立つラグジュアリーな水上コテージ、そして水上レストラン・・・すべてが夢か幻としか思えないような、でも確実に楽しい休日を与えてくれる場となったのだ。「シパダン」と名はつくものの、登場したときから「カパライ」の名前で知られるリゾートだ。
 マレーシアのボルネオ島・コタキナバルから国内線でタワウへ飛び、そこから車で約1時間半。到着したセンポルナの港からは専用ボートで約50分。夢の扉が今、開く。

シパダンカパライダイブリゾート
干潮になると姿を現す砂洲

前述したように島は干潮になると姿を現す砂洲のみ。いくつもクロスする長~い桟橋に沿って立ち並ぶ水上コテージは全59室で、1棟独立型の贅沢な造りとなっている。木造の伝統的な造りで天井が高く、エアコンいらず

施設

レセプションやレストランなどパブリックな施設ももちろん水上にある。こちらはダイビングを終えたみんなが集まるリビングエリア。モニターでは撮ってきた映像をみんなで見ることも

客室

客室は2~3人がゆったり泊まれるツイン、ダブルまたはトリプルタイプ。シンプルながらもバスタブ&シャワー付きで、室内だけじゃなくてバルコニーも広々としているのがゴキゲン♪

ポイントここがオススメポイント!

 世界でも屈指のダイビングエリア、シパダン島に近い上、リゾートを取り巻く広大なラグーンは、ワイドもマクロも楽しめる極上のダイビング天国。何よりもダイビングサービスのすぐ目の前からダイビングボートに乗り込めるし、ビーチダイブというか、ジェッティダイブも気軽に楽しめるのが魅力。リクエストすればガイド付きのジェッティダイブも楽しめるが、自己管理ができるダイバーであればバディ同士でのセルフダイブもできる。自分で生物を探すことがとても容易なハウスリーフだけに、ぜひセルフダイブができるぐらいのスキルを身に着けて出かけたい。

広大なラグーン

ザ・リーフダイブリゾート・アット・マタキングアイランドThe Reef Dive Resort at Mataking Island

 ダイバーだってラグジュアリーなリゾートに泊まりたい。そんなニーズに応えて5ツ星クラスに匹敵するリゾートをシパダンエリアに建てたのがココ。センポルナ港からボートで約40分、ターコイズブルーのラグーンが周囲に広がる小さな島は、歩いて回れるほど小さく、それでいて施設はどこも広々としてラグジュアリー。モルディブのようにとっても過ごしやすいのが魅力。
 シパダンへはボートで約80分。十分日帰り圏内である。だが、周辺にもサンゴが美しく魚影の濃いスポットがめじろ押しで、潜りまくりたい方には最高だ。

ザ・リーフダイブリゾート・アット・マタキングアイランド
Enak

 “おいしい”という意味の“Enak”(エナッ)という名がついたレストラン。天井が高く、開放的な雰囲気のレストランで、毎回おいしい料理をいただけるのが魅力。食事は基本的にビュッフェスタイルだ

「キングシャレー」

 青い海と真っ白な砂浜に面した「キングシャレー」は全8棟。マレーシアの伝統的な建築スタイルの、1棟独立型のコテージで、室内もテラスも広々。エアコンやミニバーなどの設備も充実。ほかに新しく建てられたビーチヴィラが5室、プレミアデラックスルームが24室と、計37室ある

Jamu Spa

 リゾート内には「Jamu Spa」があり、身も心もとろけるようなトリートメントが受けられる。オススメは150分の「Jamu Herbal Treatment」。ジンジャーを使ったソルトスクラブが保湿効果を高めてくれる

ポイントここがオススメポイント!

ウミガメの産卵シーン このエリアはアオウミガメやタイマイの聖地といってもいいほどで、滞在中にウミガメの産卵シーンを観察できたり、写真のように卵からかえった子ガメを海に戻すイベントに参加できたりする。  産卵やハッチアウトは夜に観察しに出かけることが多く、フラッシュを使った撮影は固く禁じられているのだが、実際に生命誕生の瞬間を確かめられるのは、世界広しとはいえ、そうそうあることではない。ぜひ参加しよう!

シパダン・ポンポンアイランドリゾートSipadan Pompom Island Resort

 今回紹介しているのは北緯4度と赤道のすぐそばのリゾート群。ここポンポン島もそのひとつで、センポルナ港からボートで約45分、シパダンへは約80分というロケーションにある。島は一周歩いて1時間ほどと手ごろなサイズで、客室も全22室とこぢんまり。それでいて自然はたっぷり残されていて、海の青と木々の緑を満喫できるのが魅力。
ダイビングスポットは周辺にたくさん開拓されており、ソフトコーラルが群生するエリアやウミガメとの遭遇率の高いところなどワイドな景観も味わえる。もちろん、豊饒なセレベス海ならではのマクロ生物ウオッチングもバッチリだ。

シパダン・ポンポンアイランドリゾート
客室は水上ヴィラとビーチヴィラ、ガーデンヴィラの3タイプ

 客室は水上ヴィラとビーチヴィラ、ガーデンヴィラの3タイプで、すべて高床式の伝統建築スタイル。水上ヴィラはご覧のとおり1棟独立型でプライベート感もたっぷり。海の見えるバスタブも魅力だ

食事はビュッフェスタイル

 食事はビュッフェスタイル。マレー料理&中華料理を中心としたアジア料理と、ヨーロピアン料理で、昼夜はとれたての魚料理も。ついつい食べ過ぎてしまうというダイバーも少なくない

Ying  & Yang Spa

 リゾート内にある「Ying & Yang Spa」では極上のひとときを過ごせるトリートメントコースをいくつも用意。施術室はカップル用もあるので、男性もぜひ体験してほしい

ポイントここがオススメポイント!

バードウオッチング 海だけでなく島の自然の豊かさもウリにしているポンポン島では、ちょっとしたバードウオッチングも楽しめる。写真はカラードキングフィッシャー、和名はナンヨウショウビンだと思われるが、ヴィラのテラスに何気なくやってきたところをゲット。 ほかにもいろいろな鳥が見つかるので、バードウオッチャーにはたまらないかも。

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