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STOP! 潜水事故
CASE54 セルフダイブで別行動の末……

CASE54 セルフダイブで別行動の末……

ダイビングに限らず事故はつきものではあるが、最初から最後まで何事もなく安全に楽しめてこそ、本当のレジャー。 ダイビングの場合、潜水事故というと死に至るケースも少なくない。 そして多くの人が「他人事」と思っているフシもあるけれど、ふとした気の緩みやちょっとしたケアレスミスで潜水事故が起こることも。 明日はわが身。 もう一度基本を振り返る意味でも、ぜひこの連載を参考にしていただきたい。

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CASE54 セルフダイブで別行動の末……

今回の潜水事故の原因

  • バディ不遵守
  • 身体拘束
  • 監視不十分
  • 器具の不備・取り扱い不注意
  • 体調の不注意
  • 技量の未熟
  • 気象・海象の不注意
  • エア確認不注意
  • その他

事故者は友人と二人でセルフダイビングに出かけたものの、
水中では別行動で水中撮影をするために潜っていた。
約2時間を経過しても、事故者が浮上してこないことから友人が警察に通報。
巡視艇、航空機、警察艇などにより捜索するも手掛かりは得られず。行方不明となってしまった。

直接の原因別行動によるロスト

対処法

ダイビングを始めて経験が豊かになってくると、一人でも潜れる気分になることがあるのだろうか。
あるかもしれない。
テクニカルダイビングシーンでは、今日、一人でも潜るためのトレーニング「ソロダイビング」を実施しているけれど、
事故者は特にそういったトレーニングを受けているわけではなかった。
ただ、一人前のダイバーとして潜る技術が備わったので、友人と別行動をしただけ。
水中写真をじっくり撮るには確かに一人で撮ったほうが被写体にこだわることもできるし、
マイペースで撮れるので、撮影しがいがあるかもしれない。

けれど、水中写真の怖いところは、撮影に夢中になり自分の世界に浸ってしまい、
周囲がまったく見えなくなってくること。
グループで潜っていても、人によっては、気づけばエア切れになっていた!なんてことも、あっちゃいけないけれど、よくある話。

どんなに水中写真に熱中しようとも、常に残圧はチェックして、自己管理ができなくてはならない。

この事故者もおそらく撮影に熱中してしまい、残圧がなくなってしまったか、
突然体調がおかしくなって流されてしまったか、
被写体を追いかけていって、ダウンカレントなどに引っ張られたか、潮に流されて戻れなくなったか……。
行方不明になってしまったため、原因がまったくわからないのだが、
これではダイバーとして失格だ。

2017年、ダイビング指導団体のPADIでは、アドヴァンスド・オープン・ウォーター・ダイバーになるための講習内容が改良された。
アドベンチャー・ダイブ=ナイトダイブとかディープダイブなどなどをする第一の目的は、
“安全に帰ってくること”であって、
ナイトダイブとかディープダイブを楽しむことは、“第二の目的である”と明文化し、
それぞれのアドベンチャー・ダイブで、「Thinking Like A Diver」をスローガンに
熟練ダイバーのように考えながら潜ることを実践するスタイルを、徹底させていくという
(詳細は2017年10月10日発売の『マリンダイビング』11月号を参照)。
当たり前のことだが、当たり前のことが文字になっているのがスゴイ。

話はそれたが、
まずセルフダイビングというのは、大前提としてバディ単位で行動すること。
決して「一人」のセルフではないのだ。

なぜならば、二人であれば、水中で何か突然に起こったことに二人で対処できる、
一人が万が一トラブルに遭っても、もう一人が助けることができる。
例えば一人がエア切れになっても、器材の故障が起きても、急浮上しそうになっても、
もう一人がエアを供給することができるし、故障した器材を補えるかもしれないし、急浮上するバディを止めることができるかもしれない。
ダイビング中、バディで行動することが大原則だからだ。

今回の事故はまずその大前提が奪われているために、起こるべくして起きてしまったのかもしれない。

くれぐれもバディシステムを破らず、しっかり守ってダイビングをしていただきたい。
特にちょっと上手になった方、ご注意を!

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次回更新予定日 2017年10月26日

CASE 55 浮上後、マスクを外したダイバーに危機が

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