12月の雨期明けから2ヶ月が経過し、水中も安定して来ました。 今年はエルニーニョの影響か水温も下がらず、冬場なのに早くから快適なダイビングを楽しめています。
波も穏やかな日が多いので沖合のポイントにも行けて、 タオ島周辺で絶大なる人気を誇るチュンポンピナクルも、
この時期にしては水も奇麗で、ダイナミックな地形や魚影を満喫できます。

シーズン頭ですが、ここで時々見かけるレア物のヨロイアジが居着いています。
イトヒキアジに似てヒレが長く、シャープな姿がカッコいい！ メスはヒレの軟条が一本だけ長く、オスは数本長くなっているので違いがわかります。 
この写真では右の方がオスですね。
数組のカップルが根の周りをグルグル回っていますから、しばらくの間は 確実に遭遇できると思います。

中層の魚や群れを見てから根の上に戻ると 、あちこちに大きなアカマダラハタ。
雨期の間に個体数が随分増えた気がします。探さなくても普通に目に入るほど。
ゆっくり寄れば逃がさずに近寄れますので、出遭っても慌てないようにお願いします。

相変わらず魚が多く、今シーズンも期待できそうなチュンポンピナクルでした。