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基礎からわかる! ダイビングスタート&スキルアップ術
第40回 ダイブコンピュータで一人前のダイバーになる!

基礎からわかる! ダイビングスタート&スキルアップ術

初めてのダイビング、久しぶりのダイビングは「どうしたらいいの?」と戸惑いの連続。
今さら聞けない基本スキルから絶対にマスターしたい必須スキルまでここでおさらいしちゃいましょう!

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第40回
ダイブコンピュータで 一人前のダイバーになる!

ダイブコンピュータの見方がわからない・・・。
一人前のダイバーになるためにはそれじゃダメ。
安全に潜ってこそダイビングという大前提を考えたら安全管理は自分でしなければ。それをサポートしてくれるのがダイブコンピュータ。
基本をしっかり押さえて一人前のダイバーになろう!

 

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なぜダイブコンピュータは必要?

オープンウォーター講習の際に、水中に潜ると水深に応じて圧力がかかり、
その中で呼吸をすると窒素が体内に吸収・蓄積され、
その窒素量が飽和量を超えると減圧症にかかるリスクが高くなるということを学んだはず。
減圧症にかかると、体中がしびれたり、関節痛を起こしたり、
めまいや貧血を起こしたりといいことは何もない。

では、どうすれば減圧症にかからずにすむのか?

昔はUS Navyなどが使っていたダイブテーブルで、
ダイビング前に窒素が飽和しないための安全な水深、時間を計算。
計画をして潜っていたのだが、
この面倒な計算をしてくれるのがダイブコンピュータなのだ。

ダイブコンピュータを身に着けておけば、逐次変化する潜水時間、深度を計測し、
減圧症にかからない安全範囲、減圧停止をしないですむノンストップ時間(無減圧潜水時間、減圧不要限界などという。略してNDL)を表示してくれる。
このノンストップ時間を超えなければ、減圧症にかかるリスクはゼロに近づくというわけだ。

ガイドが持っていればいい?

「バディ1組に1つあればいいのでは?」「ガイドやインストラクターが持っているから自分は持っていなくても大丈夫では?」
なんて思っている人もいるという。
でも、いくら一緒に潜っても、まるっきり同じ水深、潜水時間をたどれるはずがないし、
ちょっとした誤差が意外にノンストップ時間のゼロをまたぐところになったりする危険性だってある。
一人一台が絶対!
他人まかせはダメ!!
必ず自分のコンピュータを持って、潜るようにしよう。

ダイビングサービスではレンタルもできるが、
長~くつきあっていくものだけに、Myダイブコンピュータをできるだけ早く手に入れることをオススメする。

減圧停止をすれば長く潜ってもOK?

フォト派ダイバーは、できるだけ被写体に向き合う時間が長いほうがいい。
でも、それも安全あってこそ。
「ダイブコンピュータでノンストップ時間を超えても、減圧停止をちゃんとして上がれば大丈夫でしょ?」と思っている人も少なくないようだが、
そもそもノンストップ時間を超えるということは、減圧症にかかるリスクを一気に上げることになり、
たとえ減圧停止をしたところで、減圧症にかかるリスクが減るわけではない。
また、そんなときは残圧もかなり減っていて、その深度から安全に減圧停止をして浮上できるとは限らない。
ダイブコンピュータの数値は、近年はかなり安全値を盛り込んではいるけれど、
それを守ったからといって絶対に減圧症にかからないというわけではない。
体調がすぐれないとき、脂肪の多い人など、減圧症にかかりやすい場合もあるのだ。
くれぐれもノンストップ時間ギリギリまで潜るのではなくて、
余裕を持って浮上するよう、コントロールできるダイバーになろう。

ダイブモードの見方・使い方

A現在水深

見方現在の水深をリアルタイムで表示。ただ今18.3m

使い方予定の水深より深く潜り過ぎていないか、うっかり深くにきていないかなどを確かめて

B 無減圧潜水可能時間

(NDL=NO DEC LIMITまたはNO DEC TIMEと表示される)

見方減圧停止をしなくとも、その水深で安全に留まっていられる時間。表示ではあと16分

使い方この数値が0になると、減圧停止が必要になる。なので、0になるギリギリではなく、数分前には浅いほうへ移動を

C 潜水時間 (DIVE TIME)

見方ダイブコンピュータがある水深を検知したところから、カウントが始まる。
表示では、潜り始めてから42分経過

使い方ブリーフィングやバディと計画した潜水時間を、オーバーしないように潜って

D 最大水深(MAX)

見方1ダイブの間の最大水深。表示では33m

使い方計画の最大水深を超えないよう潜って。予定水深に達したら、あとは浅いほうへ移動

E 水温

見方現在水温を表示。数秒ごとに計測

使い方この水温で寒くなかったか、スーツは何を着ていたかを記録すれば、今後スーツを選ぶ参考になる

F 体内酸素量

見方体に溶け込んだ酸素の量または分圧を表示

使い方表示はない機種も。

G 体内窒素量

見方体内に溶けた窒素量がバーグラフで表示されている

使い方窒素量が増えると、イエローやレッドで示される機種も。イエローやレッドのゾーンに入らないよう潜るのがセオリー

※ 表示画面はダイブモードのイラストをはめ込んでいます

実際にシミュレーションしてみよう

1 ダイビング前

プランモードで次のダイビングを計画
12mで何分、15mで何分といった具合に各水深での無減圧潜水可能時間=NDLがスクロールされる。表示は15mでNDL66分! 酸素濃度21%のガス使用を想定。この画面で計画を立てて

2 ダイビング中

無減圧潜水可能時間(NDL)をチェック
NDLを、まめにチェック! 表示はNDLが16分、潜水時間が42分、現在水深18.3mということ。最大水深と水温も表示されているが、機種による。窒素量もチェックしよう

  

3 ダイビング後半

NDLが0になる前に浅いほうへ
深い水深に長くとどまると、どんどんNDLが少なくなっていく。0ギリギリまで潜らず、少なくとも3分前には浅いほうへ移動を。水深が浅くなると、NDLに余裕が出てくる

4 浮上&安全停止

アラームは鳴らさないで 浮上はゆっくりと。
5m付近に来たら、安全停止。自動的に安全停止画面に切り替わり、3分のカウントダウンが始まる。残り時間と水深を見て、カウントダウンが0になったらさらにゆっくり浮上しよう。画面は現在水深4.3mで、安全停止の残りが2分59秒を表示

水深5m付近で安全停止。
水深とカウントダウンをチェック!

PiPiPiと鳴ったら?

浮上速度が速いと、ピピピッとアラームが鳴る機種も。画面にはSLOWを意味する表示が点滅する。スルーせず、浮上速度を緩めて!

5 水面休息

サーフェスモードに
エグジットしたら、自動的にサーフェスモードに替わる。画面のDESAT下の1:35は残留窒素排出時間、11:37は現在時刻で、水面休息時間はSURF.Tの下に表示されている。飛行機とNGマークは、まだ飛行機搭乗できないことを意味

  

6 ログづけ

ログモードでログづけ
ダイビング後は、ログ機能でログづけ。画面は潜水時間43分、平均水深12.8m、最大水深24.2mなどを表示。ボタン操作で、ダイビング本数や潜水開始時間に切り替わる機種が多い

プランモードに戻り、1~6を繰り返す

Myダイブコンピュータで
安全ダイビングを!

どのメーカーのどのコンピュータでも、ノンストップ時間、現在水深、潜水時間など、基本的なことが表示されるしくみになっている。
実際に海の中ではモノは1.3倍の大きさに見えるので、多少文字が小さくても見えるはずだが、気になる方は文字の大きいものにするとか、文字の配置や体内窒素量のバーグラフが見えやすいものを選ぶとか、浮上速度の警告音がするものを選ぶといった感じで安全重視でかつ見やすいものを選ぶようにしたい。

そして実際に購入したら、必ず取扱説明書を見て、ノンストップ時間がどこに表示されるか。
減圧停止はどのように表示されるのかなどを確認しておこう。
ログ機能は便利で、ログづけのときにとても役立つ製品が多いが、まずはその前にノンストップ時間の確認を!

次回更新予定日 2017年8月16日

第41回 ダイビング器材のお勉強 その1

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