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基礎からわかる! ダイビングスタート&スキルアップ術
第36回 ビーチダイブのエグジット

基礎からわかる! ダイビングスタート&スキルアップ術

初めてのダイビング、久しぶりのダイビングは「どうしたらいいの?」と戸惑いの連続。
今さら聞けない基本スキルから絶対にマスターしたい必須スキルまでここでおさらいしちゃいましょう!

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第36回 ビーチダイブのエグジット

ビーチダイブは、磯や浜辺からエントリー&エグジット(以下EN &EX)する場合のほか、 桟橋や堤防からジャイアントストライドなどでENする場合がある。
この場合、EX方法はボートダイブのときとほぼ同じなので、前回(第35回)を参照していただくとして、 ここでは磯や浜辺のEX方法をご紹介。
ちなみに筆者・ゴット姉さんはこのエグジットが苦手で、どうにかせなあかんと思っています。

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水面に浮上する? しない?

エリアや海況によって異なる

ダイビングを終えて、エグジットポイントに戻る際、
水面に浮上するかしないかは、エリアによっても異なるように思う。

伊豆半島のダイビングスポットはビーチダイブのスポットが多いのだが、
EN&EXポイントが整備されていてスロープ状になっているところが多く、
スロープ直前で立ち上がり、浮上というか、エグジットする場合が多い。

一方、モルディブのハウスリーフを潜る場合、島にもよるのだが、
設置されたブイまで水面移動をしていき、そこでエントリー。
エグジットもブイで浮上して、そこから水面移動といった場合がある。
国内でもこうしたブイや潜降ポイントまで水面移動、
戻ってくるときも水面移動という場合がある。

ただ、波がある場合の水面移動は厳しいので、水中で移動したほうがラクなことは確か。
まあ高波、荒波のときにダイビングをすること自体が間違いではあるけれど……。
話はそれるが、水面移動のときに溺水する潜水事故も少なくないので、くれぐれも慎重に。

日本で最初に整備されたダイビングのメッカ、伊豆海洋公園。 近年、スロープが広くなり、右側はエントリー用、左側がエグジット用になっていて それぞれ手すりとロープが設置され、ビギナーでも利用しやすくなっている

水面移動をするダイバーたち。 BCに空気を入れて浮力を確保し、後ろ向きに泳ぐと泳ぎやすい

背が立つ水深というと、大体腰よりも下ぐらい。70~100cmぐらいだろうか

エグジットの手順

立ち上がる場所を決める

エグジットポイントが近づいて来たら、
立ち上がって、フィンを脱いで、歩いて海から上がればビーチダイブのエグジットはOKなのだが、
まず立ち上がる場所決めがポイント。

多くの人は水深70cm~1mぐらいの背が立つ所で立ち上がり、
そこで片方ずつフィンを脱ぐ。
この時、波があると態勢がぐらつくので、踏ん張りが必要。
EN時と同様、バディ同士で支え合って、交代にフィンを脱ぐのがオススメだ。

フィンは片方の手にまとめて持つと、
片方の手が空いて、万が一何かが起きたときにも対処がしやすい。
フィン2本を片方の脇に挟んでおくのも手。

あとはそのまま歩いて海から上がればいい。

手すりがある所では手すりを利用するとラクチン

ガイドさんを見ていると、手すりがあってもなくても、
海底が砂地でもゴロタでも、
さっと立ち上がってフィンを脱いで、スタスタと陸に上がっていくのだが、
それをまねようとしてもそう簡単にはいかない。

特に波がかかっているような場所では、立ち上がっても波に押されてぐらつくし、
海底がゴロタだと踏ん張れずに、ゴロゴロと転がってしまうことも(筆者はコレだ)。

そんな時、エグジット場所に手すりがある場合は利用するのがベスト。

まず手すりのそばまで行って、水平姿勢のまま片手で手すりをつかみ、膝を曲げて足を着地。
手すりを利用して立ち上がってから、態勢を整える。
次に、手すりをつかんだまま片方のフィンを脱ぎ、脱いだフィンを手すりにつかまっているほうの手で持ち(ストラップ式のフィンであれば、フィンを腕に通してしまえばまた手すりにつかまることができる)、
もう一方の空いた手で、フィンを外す。
外したフィンは、手すりがある側と反対側の手で2本とも持ち、
もう片方の手で手すりをつかまえながら、海から上がるようにすればラクチン。

手すりにつかまりながら片方ずつフィンを脱ぐ
※モデルは《伊豆海洋公園ダイビングセンター》のガイドスタッフ、金子愛さん(以下3点も同)

脱いだフィンは手すりを持っているほうの手で持つといい

片手にフィンを持つようにして

もう片方の手で手すりを持って歩くと安心

手すりがなく、波があるときのゴロタ海底エグジット

では、手すりがない場合はどうすればいいんだろう?
まず安定して立ち上がれる場所を決める。
水深1mぐらいの、立ち上がることができるぐらいの水深で、泳ぎながらまず片方のフィンを脱いでしまう。
フィンは片方の手に持つというよりは腕にかけ(ビーチダイブが苦手な方は着脱しやすいストラップ式フィンにしよう!)、両足で着地。
片方はフィンを履いていて、片方は履いていないため、
バランスは崩れるのだが、態勢が整ったところで、しっかり立ち上がり、
もう片方のフィンを脱いで、先ほどと同じ側の腕にフィンをかける。

波があるときは、まず波が崩れる場所に立ち上がらないように。
できれば波が崩れる手前(沖側)で立ち上がったほうがいいのだが、
それでは足が立たないという場合は、波が崩れる場所を避けて浜辺側で立ち上がる。
そして、寄せ波、引き波どちらか流れがラクなほうを見極め、
フィンを脱ぐようにするといい。
浅瀬の引き波はかなり強いが、崩れた波が押し寄せる時よりはましなので、
筆者は、引き波のときにフィンを脱いだほうがラクな気がする。

また立っているときに棒立ち状態だと、波に押されてしまうので、
腰を落として、やや前かがみになり、踏ん張れるようにするのがコツだ。

そして、ゴロタの滑りにくいところを探しながら上がっていく。
ガイドと一緒に潜っているのであれば、ガイドと同じ所を上がっていけば上がりやすい。

カメラ類はBCにひっかけたりポケットに入れて

ビーチダイブのEN&EXが苦手という方は、
とにかく両手がふさがらないようにするのも重要ポイント。

カメラはBCのDリンクなどにかけておいたり、
コンデジなどコンパクトなものはBCのポケットに入れたりして、
フィンを持つ手とは反対側の手が空いた状態にしておこう。

カラビナを使ってBCのDリングにフッキングすると、 一眼レフでも大丈夫!

コンデジもこんな感じでカラビナを使ってDリングにかけておくといい

スロープで立ち上がれるときのラクラクテク

潮が引いてしまうと立ち上がるのも大変なのだが、
潮が満ちているときは、手すり付きのスロープでのエグジットはとってもラクチン。

背が立つぐらいの立ち上がれる水深(70cmぐらい)まで泳いでいき、
くるりと反転して、お尻を落とすと、そのまま足が下に向き、着地ができる。
後はフィンを履いたまま後ろ向きに歩いていって、
波がかからない場所でフィンを脱ぐこともできるし、
着地した地点でフィンを脱いで、脱ぎ終わったらまた反転して陸に上がっていけばいい。

足腰は日頃から鍛えておこう

ダイビングはアスリートのような特別な瞬発力や体力を必要としない。
普通に生活ができていれば、普通にダイビングは楽しめる。
でも加齢により体力が衰えてきたシニアや普段から体力がないなと思っている女子ダイバーにとっては、
ビーチダイブのEN&EXはちょっとハードな場合も。
特に器材を背負ったまま、立ち上がるのがわりとキツイかもしれない。

日頃から歩く、階段の昇り降りをする、といった普通のことをなるべく欠かさないようにすることが大切だ。
また、おもしろいからといって、潜水時間を長くとってしまうと、
帰る(浮上する)頃に意外と疲れている……なんてことも。
潜水時間もほどほどにすることもポイントだ。

ビーチダイブはボートダイブに負けないぐらいとってもおもしろい。
バリエーション豊かな海の世界を楽しむためにも、ぜひエグジットまで安全にできるようにしよう!

いろ~んな生き物に会えるビーチダイビング♪
写真は伊豆海洋公園「1の根」で会ったハナタツ

文/マリンダイビング編集部

次回更新予定日 2017年3月8日

第37回 ウエイトの分散

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