DIVINGスタート&スキルアップBOOK 2015
沖縄の西海岸・恩納村で撮ってきた!
ウエアラブルカメラでラクラク水中ムービー
ハンズフリーで撮影ができる画期的なウエアラブルカメラ(アクションカメラともいう)
ミッドランドのウエアラブルカメラ
XTC280 FULL HD
“多くの人に感動を”をテーマに、フルハイビジョン撮影ができる高画質をキープしつつ、1万円台という誰にでもお求めやすい低価格での販売を実現した「ミッドランド」社のウエアラブルカメラ。
耐水深60㍍と私たちがダイビングする範囲であれば普通に水中に持って入れる防水機能を持ち、重量は93gと軽く、サイズも手のひらに乗るコンパクトサイズ。録画のON/OFFは水中ではさっとスライドするだけ。操作もとっても簡単だ。
画角は130°~90°と、広く、防水ケース、本体、ともにガラスレンズでクリアーな透過率を実現。
皆さんも、ダイビングで頼れるもう1つのバディを一緒に持って、ダイビングしてみては?
XTC280 FULL HDで
恩納村の海を撮ってみた!
ということで、『マリンダイビング』8月号で取材してきた沖縄本島は恩納村で
《ブルーリーフ》さんにも協力いただき、「XTC280 FULL HD」を使って動画を撮影してきた。
ご覧いただければわかるように、この手軽さ、この操作性の良さで、この高画質!
どうです、欲しくなったでしょう?
簡単に撮れる!
ウエアラブルカメラのウエアリング術
ムービーカメラでもコンデジでも、動画を撮ったことのある方はご存じだろうが、水中撮影で必要なのはいかにブレを少なくするか。画面がブレブレだとどんなにいい被写体を撮っても見るに堪えない代物になってしまう。ダイビング技術も必要だし、撮影技術も必要となってくる。
でも、“ウエアリング”したカメラであれば、手持ちほどブレないし、バッテリー容量が大きいから1ダイブ中録画をON状態にしておけば、撮りっぱぐれることもない。
では、どのようにウエアラブルカメラを使えばいいのだろう?
1 マスクストラップに装着
マスクストラップにマウント(装着)すれば、自分の目線で撮影が可能。「XTC280」の場合は別売りのゴーグルマウント(C989)を使用
2 腕に装着
腕にマウントすれば、より意識的に撮影が可能になる。「XTC280」の場合は別売りのマジックテープバンド(C991)を使用
3 胸に装着
胸にマウントすることで、直立している際の正面の撮影ができる。「XTC280」の場合は別売りのチェストマウント(C1115)などを使用
胸に付けるときに気を付けなければいけないのは、水平姿勢で泳いでいるときにレンズが下になって、ずっと海底を写し続ける羽目になること。泳ぐときはスイッチをOFFにしておくか、手で支えて撮りたい方向にレンズを向けるようにすると、いい絵が撮れる
4 こんな使い方もある!
サーフボードやSUPに取り付けて撮るのに役立つマウンティングキット(C980)を、ボートに取り付ければ、ダイビングスポットに向かうときのワクワク感を再現できる動画がバッチリ撮れる。ただしボートに、勝手に取り付けたらダメですよ!