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圧倒的な魚群に会える!
紀伊半島・すさみ

圧倒的な魚群に会える!紀伊半島・すさみ

すさみは紀伊半島の南端近くに位置する、緑豊かな自然に恵まれたのどかな町。
沿岸には黒潮が流れ込み、潮に乗ってカンパチやツムブリなどの大型回遊魚が現れる。
これからの初秋から秋本番にかけては、すさみのベストシーズン到来! 圧倒的な魚群が待っている!!

※2018年9月現在の情報です。

群れ! 群れ!! 秋は魚群が絶好調!

回遊魚の数が増えてくる夏から秋には、カンパチの群れも登場! 「アネウラ」

見渡す限りの群れ。秋には、一年で最も魚影の濃い海が楽しめる。「ソンナエ」

黒潮の影響を受けやすい紀伊半島・すさみの海は、“すさみブルー”と賞される濃く青い海の色が特徴的。そしてそんなブルーの海を切り裂くように、カラフルなキンギョハナダイやチョウチョウウオの群れから、カンパチなどの回遊魚の群れまで、さまざまな魚群がやって来る。初夏にはハンマーヘッドシャークの目撃談も聞かれ、まさに何が出るかわからないポテンシャルにあふれた海がそこにはある!!

ボートダイビングが初めての人でも、
バッチリケアしてもらえるから安心!

すさみのダイビングは、ボートがメイン。「ボートダイビングは初めてでちょっと心配……」という人もいるかもしれないが、スポットごとに設置してある固定のブイを使用したアンカリングスタイルなので大丈夫。潜降ラインが海底まで続いているので、潜降が苦手な人や、耳ぬきに慣れていない初心者でも、心配いらない。ボートの船長は漁師さんなので、すさみの海を隅々まで熟知しているのも頼もしい限りだ。

「ナカジマ」には通称“カメ穴”があり、アオウミガメとも会える

マクロ生物も豊富なすさみの海。チアリーダーのポンポンのようにイソギンチャクを振り回すキンチャクガニも見られる。「アネウラ」

赤い模様が目印のミナミゴンベ。回遊魚に目を奪われがちだけど、こんなかわいい魚にも注目したい。「ソンナエ」

すさみに行ったら絶対潜りたい
ダイビングスポット

オルハエ

◎流れ/ほとんどない  ◎最大水深/25m
魚種が豊富で、地形がダイナミック。2つの根が重なり合うアーチ状の地形にキンメモドキやネンブツダイが視界を覆い尽くすように群れている。トンネルの中にはサザナミヤッコやスジアラが隠れていることも。秋冬はウミウシ類も見られる。

生物豊富な「オルハエ」では、オルトマンワラエビも登場

ノアフロントビーチ

◎流れ/なし ◎最大水深/12m
すさみ名物「海中郵便ポスト」がある。ハガキを投函した後は、西側に広がるサンゴエリアをのんびり散歩。サンゴの上にはイシモチやキンメモドキなどの小魚が群れ、癒されること間違いなし! ポストのそばに設置した産卵床には、6月から7月にかけて、アオリイカが卵を産みに来る。

「ノアフロントビーチ」の水中ポストからは、日本全国にはがきが出せる

栄養豊富な黒潮が流れ込むすさみの海は、サンゴの群生も見事。「ノアフロントビーチ」

ソンナエ

◎流れ/ときにあり ◎最大水深/30m
カンパチ・ブリなどの回遊魚、ハンマーヘッドシャークとの遭遇率が高いスポット。根の南側には水中トンネルがあり、晴れた日には光が差し込み、その幻想的な光景におもわずうっとり。根の上にはキンギョハナダイやチョウチョウウオなど色とりどりの魚が群れ、根の上だけでも楽しめる。

ナカジマ

◎流れ/ほとんどない ◎最大水深/18m
平均水深が浅く、流れもほとんどないのでビギナーから安心して潜れる。根の上にある通称「カメ穴」はアオウミガメの休憩場所で、ここを覗くと高確率で会える。またキンメモドキがたくさん群れ、光を反射して金色に輝き、とてもキレイ! それを狙うユカタハタやトラウツボにも注目!!

ダイナミックな地形もすさみの見どころのひとつ。「ソンナエ」

アフターダイブは
《エビとカニの水族館》で
エビ・カニ三昧

すさみで潜った後、ぜひ立ち寄ってみたいのが《エビとカニの水族館》。約150種のエビやカニが展示されていて、その飼育種数は日本最高クラス。すさみで見られるエビ・カニはもちろん、ここでしか見られないレアなものもいる。ウニやヒトデなどと触れ合えるタッチングプールや、アオウミガメやサメのプールといったエビ・カニ以外の生物の展示も楽しめる。開館時間は9:00~17:00(最終入館は16:30)で年中無休。入館料は大人800円。

「道の駅すさみ」内にあるので、水族館見学の後はグルメやショッピングも楽しめる

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