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パプアニューギニア・ワリンディ

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パプアニューギニア・ワリンディ

赤道直下に広がるダイバーズパラダイス・ワリンディ

赤道直下の強い太陽光に育まれ、手つかずのサンゴ礁が広がるワリンディの海
赤道直下の強い太陽光に育まれ、手つかずのサンゴ礁が広がるワリンディの海

バラクーダやギンガメの群れは常連、イルカや大型のサメも登場

 日本から直行便で約6時間半、赤道直下に位置するパプアニューギニアには、たくさんのダイビングエリアがある。中でもワリンディは、透明度抜群の海でバラクーダやギンガメアジなどの大群と会え、手つかずのサンゴ礁の海を満喫できることから人気が高い。またときにイルカ、ジンベエザメやハンマーヘッドシャークなどのサメの仲間とも遭遇チャンスがある。運が良ければ、シャチと出くわすことも!

ダイビングスポットへの行き帰りに、イルカが泳いでいるのをボートの上から見ることができる
ダイビングスポットへの行き帰りに、イルカが泳いでいるのをボートの上から見ることができる
バラクーダの群れは、ワリンディのいちばんの見どころ。さまざまなスポットで、遭遇チャンスあり
バラクーダの群れは、ワリンディのいちばんの見どころ。さまざまなスポットで、遭遇チャンスあり

400種以上のサンゴ、900種以上の魚類がすむ海

 ワリンディのダイビングスポットが集中するのは、キンベ湾。どこまでも続く美しいサンゴ礁、回遊魚狙いの大物スポット、そしてマクロ生物の豊富さもこの海の大きな魅力。指先ほどの小ささのピグミーシーホースや、"ニモ"のモデルになったクラウンアネモネフィッシュなどのクマノミなど、キュートなお魚たちとも遭遇できる。

サンゴの周辺には、パープルビューティなどの色鮮やかな魚たちが群れ泳ぐ
サンゴの周辺には、パープルビューティなどの色鮮やかな魚たちが群れ泳ぐ
「スーザンズリーフ」で見られたデニスピグミーシーホース。ソフトコーラルに溶け込むように擬態している姿がかわいい
「スーザンズリーフ」で見られたデニスピグミーシーホース。ソフトコーラルに溶け込むように擬態している姿がかわいい

居心地のよいリゾート滞在で、1日2~3ダイブを楽しめる

《ワリンディ プランテーションリゾート》のプールサイド。ニューギニアらしいテイストがインテリアにあしらわれていて、南国ムード全開だ
《ワリンディ プランテーションリゾート》のプールサイド。ニューギニアらしいテイストがインテリアにあしらわれていて、南国ムード全開だ

ダイバーのための宿・ワリンディ プランテーションリゾート

 ワリンディの海を潜る拠点になるのが、ホスキンス空港から車で約45分のキンベ湾を望むリゾートホテル《ワリンディ プランテーションリゾート》。ココナッツプランテーションの中に立つ自然豊かなロケーションで、全20室の小ぢんまりしたホテルだ。客室のタイプは1棟1室独立型のバンガローと、1棟4室の客室が並ぶプランテーションハウスの2タイプがある。客室内にはファン、温水シャワー、冷蔵庫、湯沸しポット、石けん、タオルなどが用意されている。またランドリー無料、ロビーでは無料でWi-Fiが使えるのもうれしい。

リーズナブルに泊まれるプランテーションハウス。ダイバーのグループなどにおすすめだ
リーズナブルに泊まれるプランテーションハウス。ダイバーのグループなどにおすすめだ
天井が高く、開放的な造りの独立タイプのバンガロー。カップルやファミリーでゆっくりくつろげる
天井が高く、開放的な造りの独立タイプのバンガロー。カップルやファミリーでゆっくりくつろげる

日本人ガイドのケイコさんがいるから、安心

 リゾート内にはダイビングサービスが併設されているから、すぐに潜りに行けてとても便利。また日本人ダイビングガイドのケイコさんがいるから、海外ダイビングが初めての人も、お一人様も安心して楽しくワリンディの海を満喫できる。ダイビングボートには屋根がついているので、日焼けの心配もなく、急にスコールが降ってきても濡れなくて快適だ。
 もちろんナイトロックスも完備している。ボートダイビングがメインで、1日2ダイブ、もしくは3ダイブできる。またバディ同士でのビーチダイビングもできるから、たくさん潜りたい人も大満足!
 なおワリンディのツアーでは、最終日をポートモレスビー泊などにアレンジ可能で、パプアニューギニアの伝統的なシンシンダンスのショーなどを楽しむこともできる。

ワリンディのおすすめダイビングスポット

ブラッドフォードショールズ

Bradford Shoals

 「ワリンディのブルーコーナー」の異名をもつ、光りモノの群れが狙える人気スポット。透明度が概して良く、トルネード状のバラクーダ、壁のように現れるギンガメアジの大群などに圧倒される。また水深30mの深場には、アケボノハゼのコロニーもあり、マクロ生物も観察できる。

ノースエマ

North Ema

 クマノミ好きにはたまらないスポット。スパインチークアネモネフィッシュ、クラウンアネモネフィッシュなど、運が良ければ8種類ものクマノミが見られる。またサンゴ礁も美しく、太陽の光を浴びてキラキラ輝くハナダイの仲間たちも群れ泳ぐ。バラクーダなどの回遊魚も見られる。

イングリッシュショールズ

English Shoals

 ギンガメアジやバラクーダ、ツバメウオの群れなどが見られる。水深15mには見事なサンゴの庭が広がる。エビカニ類も豊富。水温が下がると、ハンマーヘッドシャークやグレイリーフシャークなどのサメの仲間たちもやって来る。

ジョエルズリーフ

Joells Reef

 魚の数がコンスタントに多く、バラクーダやギンガメアジの群れをはじめ、ドロップオフではメジロザメもしばしば姿を見せる。根のトップでは、カラフルなイソギンチャクにすむクマノミ各種が見られる。

基本情報Basic information

国名
パプアニューギニア独立国
ビザ・パスポート
ビザ必要。パスポートは入国日から6カ月以上の残存期間が必要。ただし、60日以内の観光目的であれば、ポートモレスビーのジャクソン国際空港で直接取得ができる。事前に日本で取得することもできる。
時差
日本より1時間遅い。
言葉
公用語は英語共通語として、旧ニューギニア地域(ニューギニア本島北岸、ニューギニア高地や島嶼部)で主に使われているトク・ピシンと、旧パプア地域(セントラル、オロ、ガルフ州など)で主に使われているヒリモツ語(ともにピジン言語)がある。ワリンディはピジン語、モツ語。英語も広く使われている。
気候
広大な面積のパプアニューギニアでは、気候もエリアで大きく違う。ワリンディは4月中旬から12月が乾季。7~8月は風が強くなることがあるため、風が穏やかで透明度もよいベストシーズンは5、6月と11~12月。ロロアタは11~4月、アロタウは11~3月、マダンとケビエンは5 ~11月が乾季。乾季は川から流れ込む雨が少ないので、概して透明度が良いことが多い。
通貨
Kina(キナ)とtoea(トヤ)
ワリンディはキナ(K)。ダイブセンターやホテルではオーストラリアドルやUSドルが使える。空港で両替するのがベスト。リゾートホテルやダイブセンターでは、クレジットカードでの支払いも可能
電圧とプラグ
240V・50hz。プラグはOタイプ。変圧アダプターが必要。
チップ
習慣はない
アクセス
成田からパプアニューギニアの首都・ポートモレスビーまでは《ニューギニア航空》の直行便で約6時間半。ダイバーにはうれしい23㎏+15㎏の無料預け荷物のサービスがある。なおワリンディのホスキンス空港までは国内線で約70分

※2014年9月現在 情報は予告なく変更になる場合があります。事前にチェックをしてください。

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